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オンキヨー株式会社は、WAVIOブランドのHDMI搭載2.1chスピーカーシステム「GXW-2.1HD」を6月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,800円前後。 5.1chアンプを内蔵したサブウーファ部と、2chスピーカーから構成されるシアターシステム。5月に発売した「HTX-22HD」と基本仕様は共通だが、デザインや付属品などを変更し、PC周辺機器ブランド「WAVIO」で展開する。
DTSのサラウンド技術「DTS Surround Sensation」を搭載し、2.1chスピーカーによるフロントサラウンドを実現する。また、Ver.1.3準拠のHDMI入力を2系統備えており、Blu-ray Discに収録されたドルビーTrueHDや、DTS-HD Master Audioのデコードに対応。最新のサラウンド音声を、2.1chスピーカーで楽しめる。DTS Surround Sensationのほか、オンキョー独自のサラウンド技術「Theater-Dimensional」も搭載する。 付属するスピーカーは2chだが、サブウーファ部に5.1chアンプを内蔵しており、別売のリア/センタースピーカーを追加して、5.1ch環境も構築できる。 付属の測定用マイクを使って、使用環境に応じた音の補正を自動的に行なう「AUDYSSEY 2EQ」を搭載。また、MP3などの圧縮音源の高域成分を補間する「Music Optimaizer」機能も搭載している。 アンプ部の最大出力は30W×5ch(6Ω)とサブウーファ部60W(3Ω)。アンプの回路部には、オンキヨー独自のオーディオ技術を導入し、アナログ信号経路には安定した電力供給と信号ラインの電位安定を図るため、基板上に超低インピーダンスの銅バスプレートを搭載。また、独自のVLSC回路や24bit/192kHzオーディオDACなどを搭載している。 HDMI入力は2系統で、36bit DeepColorやx.v.Colorに対応。HDMI出力も1系統備えている。また、HDNIを利用したシステムリンク機能「RI HD」を装備しており、対応のテレビのリモコンからGXW-2.1HDのボリュームなどの操作が行なえる。 HDMI以外の入力端子は、光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×2。プリアウトも1系統備える。サブウーファの搭載ユニットは16cm OMFコーン×1。サブウーファ部の外形寸法は207×327×325mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.6kg。 フロントスピーカーは8cm径のA-OMFコーンと2cm径のバランスドームツィータの2ウェイ。50kHzまでの再生が可能となっている。また、専用のスタンドを使用することでスピーカーを約15度傾けられるため、デスクトップ環境などでも最適なリスニングポジションが得られるとしている。スタンド装着時の外形寸法は109×154×193mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.8kg。 リモコンや光デジタルケーブル、アナログ音声ケーブル(ステレオミニ-RCA/3m)、HDMIケーブル(1.5m)、スピーカーケーブル(3.5m×2)、スピーカースタンドなどが付属する。 □オンキヨーのホームページ ( 2008年6月13日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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