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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は6月25日に、2008年5月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比104.8%の2,145億円で、12カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の出荷実績も96万1,000台と発表した。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比107%の1,385億円で12カ月連続のプラス。音声関連機器は、同89.3%の131億円で、3カ月連続のマイナス。 5月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比110.4%の66万8,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は2.5%、85.8%、11.7%。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比116.9%の57万3,000台。37型以上は、同153%の16万9,000台と好調を維持している。PDPの出荷台数は同116.4%の7万8,000台。うち、43型以下がPDP全体の約79%を占めている。 DVDビデオは前年同月比84.1%の33万6,000台。うち録再機は同81.6%の17万1,000台。再生機は同86.8%の16万5,000台。DVDビデオの集計とは別に、4月より調査開始したBlu-ray Discを中心とした「次世代ディスクレコーダ/プレーヤー」は、前年比2,223.3%の8万2,000台。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は96万1,000台で、内訳はテレビが前年同月比119.5%の64万1,000台、単体チューナが同130.6%の1万1,000台、STBが同141.9%の11万5,000台、DVDレコーダが同80.9%の15万6,000台、チューナ内蔵PCが同111.7%の3万7,000台。地上デジタルテレビのテレビ全体に占める割合は96.1%。 参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の4月出荷台数は206万2,000台で、累計で3,000万台を突破し、3,089万3,000台となった。ワンセグ内蔵PCの5月出荷台数は4,000台、車載用地上デジタルテレビ受信機器は9万8,000台。 ビデオカメラは前年同月比117.7%の8万1,000台で、約6割を占めるハイビジョン対応機種が前年比2倍以上と好調。デジタルオーディオプレーヤーは同109%の38万3,000台で、そのうち91%の34万7,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。カーナビは36万1,000台、前年同月比103.3%。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は73.4%、26.6%。
□JEITAのホームページ ( 2008年7月1日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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