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デノン、ミドルクラスAVアンプ新モデル「AVC-2809」
-新ボリューム制御やHDMI CEC対応など


8月下旬発売

標準価格:168,000円


 株式会社デノン コンシューマー マーケティングは、ミドルクラスのAVアンプ「AVC-2809」を8月下旬より発売する。価格は168,000円。

 同社独自の高音質サラウンド回路「D.D.S.C(Dynamic Discreate Surround Circuit)-HD」をベースとし、3系統のHDMI Ver.1.3a入力端子を装備。ドルビーTrueHDや、DTS-HD Master Audioなどの最新コーデックの高品位な再現を図っている。最大出力は160W×7ch(6Ω)、定格出力は115W×7ch(8Ω)。全チャンネルに高音質技術「AL24 Processing Plus」を採用している。

 2007年8月に発売した「AVC-2808」の後継モデルで、HDMI入力を3系統に強化したほか、機能追加や音質のブラッシュアップなどを図っている。新機能として音の大小をリアルタイムに調整する「Audyssey Dynamic Volume」を搭載。テレビ視聴時のCMなどの急峻な音量変化に対して、最適な音量に自動調整する技術で、Midnight、Evening、Dayの3段階に効果を設定できる。音源を常にモニタリングしながら音量制御を行なうため、ダイナミックレンジを損なわずに最適な音量を維持できるという。

背面

 Ver.1.3a対応の3系統のHDMI入力と、1系統のHDMI出力を装備し、新たにHDMI CECに対応。シャープや松下電器、東芝、日立、三菱などのHDMI CEC対応テレビから、AVC-2809の電源ON/OFFやボリューム制御が可能となった。また、マルチゾーン機能にも対応し、サラウンドバック用の出力を別室のスピーカーなどに割り当てできる。

 そのほかの基本仕様はAVC-2808を踏襲しており、32bit DSP×2を装備し、自動音場補正「Audyssey MultEQ」も利用可能。MP3やWMA、AACなどの圧縮音源の情報を補間する「Compressed Audio Restorer」も搭載。別売のiPod Dock用コントロール端子も装備する。

 IP変換/スケーラーも内蔵し、HDMIからの1080pアップコンバート出力も可能となっている。HDMIはDeep Colorやx.v.Colorにも準拠する。また、12bit/216MHzのビデオDACも内蔵している。

 HDMI以外の入力端子は、映像系がコンポーネント×3(RCA×1、RCA/D5×2)、S映像×7、コンポジット×7、音声系が8ch入力×1やアナログ音声×10、光デジタル、同軸デジタルなど。HDMI以外の出力端子は映像系がコンポーネント×2(RCA×1、RCA/D5×1)、S映像×3、コンポジット×3。音声系がプリアウト(7.1ch)など。外形寸法は434×414×171mm(幅×奥行き×高さ)。

 学習機能を備えたリモコンが付属。本体前面とリモコンには、登録した操作を3つまでワンボタンで呼び出しできるクイックセレクトボタンを備えている。

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/avc2809.html#20080723
□関連記事
【2007年6月26日】デノン、HDMI Ver.1.3a対応のAVアンプ5モデル
-上位2モデルはHDMI出力×2。ネットワーク機能も搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070626/denon2.htm

( 2008年7月23日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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