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オンキヨー、7.1ch AVアンプ最上位機「TX-NA906X」
-THX Ultra 2 Plus準拠。NA806XもHQV Reon-VX搭載


8月29日発売

標準価格:367,500円(TX-NA906X)
     262,500円(TX-SA806X)


 オンキヨー株式会社は、7.1ch AVアンプ2モデルを8月29日より発売する。定格出力200W×7chのフラッグシップモデル「TX-NA906X」が367,500円、定格出力180W×7chの「TX-SA806X」が262,500円。

 いずれも、HDMI入力したドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioなどのビットストリーム音声のデコードに対応。TX-NA906Xは、従来モデルから回路レイアウトや内部パーツの最適化などで音質の向上を図った。TX-SA806Xは、新たにHQVのビデオプロセッサを搭載している。


■ TX-NA906X

TX-NA906X

 定格出力200W×7ch、最大出力280W×7ch(いずれも6Ω)で、HDMI 1.3a対応AVアンプのフラッグシップモデルとなる。新たにTHX Ultra2 Plus認定を取得し、小音量時でもレベルの低い情報が失われずにダイナミックな臨場感を体験できるという。

 HDMIは入力4系統、出力2系統で、DeepColorやx.v Colorもサポート。1080p映像入出力やアップコンバート出力にも対応する。ビデオアップコンバート用にSilicon Optix製の「HQV Reon-VX」を搭載し、スケーリング品質の向上とともに、ジャギーやモスキートノイズ、ブロックノイズの低減を目指している。

 また、新たにISF(Imaging Science Foundation)による認定を取得した画質調整機能「ISFモード」を搭載し、明るさやコントラストなどの画像調整を入力ソースごとに設定可能とした。

 さらに、HDMIコントロール機能も備え、松下電器のVIERAやDIGAシリーズのVIERA Linkや、シャープAQUOSのAQUOSファミリンク、東芝REGZAのレグザリンクに対応。REGZAとの組み合わせ時にはHDMI入力拡張切り替えも可能となっている。

 TX-NA906Xでは、回路レイアウトや内部パーツの最適化を進め、音の純度を向上。新開発のカスタムコンデンサを採用するなどのブラッシュアップにより、音質向上を図っている。

 パワー/プリアンプのセパレートレイアウト設計を採用し、両アンプをブロック化することで、電気的、電磁的なノイズ干渉を低減。また、独自のVLSC回路の搭載などでノイズを抑制している。出力段には3段インバーテッドダーリントン回路を採用。回路基板は電源を中心に7ch分をレイアウトし、各チャンネルへの電源供給ラインを最短化している。

 EthernetやUSB端子を装備し、PCやUSBメモリ上のMP3/WAV/WMA/AAC形式の楽曲再生に対応。圧縮音源の音質を補正する「ミュージックオプティマイザー」も搭載している。

 HDMI以外の入出力端子は、映像入力がD端子×3、コンポーネント×3、S映像×6、コンポジット×6。映像出力がD端子×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジット×2。音声入力は光デジタル×3、同軸デジタル×3、アナログ音声(2ch)×10、7.1ch×1、音声出力は光デジタル×1、アナログ音声(2ch)×2、7.1ch出力×1。

 外形寸法は435×458.5×194mm(幅×奥行き×高さ)、重量は24.3kg。マクロ機能対応のリモコンが付属する。


■ TX-SA806X

TX-SA806X

 最大出力250W×7ch(6Ω)、定格出力180W×7ch(6Ω)のAVアンプ。TX-NA906Xと同様にプリ段/パワー段を独立構造とするなど、アンプ能力の向上による音質向上を図っている。THX Ultra Plus2認定も取得している。

 HDMI入力は4系統、出力は2系統装備し、1080p映像入出力やアップコンバート出力に対応。DeepColorやx.v.Colorに対応する。従来モデル「TX-SA805」からの強化点としては、新たに「HQV Reon VX」を搭載し、映像のアップスケーリングやノイズリダクションの品質を向上している。

 また、HDMIコントロール機能も備え、VIERA LinkやAQUOSファミリンク、レグザリンクに対応する。画質調整機能「ISFモード」も備えている。

 プリアンプとパワーアンプ部の独立構造を採用。独自の「VLSC」回路やグランド電位の安定化などにより音質の向上を図っている。ミュージックオプテイマイザーも搭載する。

 HDMI以外の端子は、映像入力がD端子×3、コンポーネント×3、S映像×6、コンポジット×6。映像出力がD端子×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジット×2。音声入力は光デジタル×3、同軸デジタル×3、アナログ音声(2ch)×10、7.1ch×1、音声出力は光デジタル ×1、アナログ音声(2ch)×2、7.1ch出力×1。

 外形寸法は435×458.5×194mm(幅×奥行き×高さ)、重量は23.0kg。マクロ対応のリモコンが付属する。

□オンキヨーのホームページ
http://www.jp.onkyo.com/
□ニュースリリース
http://www.jp.onkyo.com/txna906x_sa806x/
□関連記事
【2007年6月22日】オンキヨー、HDMI 1.3a対応AVアンプ最上位モデル
-「HQV Reon-VX」搭載。HDMI入力×4、出力×2装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070622/onkyo.htm
【2007年5月25日】オンキヨー、世界初HDMI 1.3a搭載7.1ch AVアンプ
-TrueHD、DTS-HDなどに対応。84,000円の低価格機も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070525/onkyo.htm

( 2008年8月4日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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