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三菱、フルHD/倍速対応の42/37型液晶「REAL MXW200」
-上/下に10度「オートチルト」する19型も


9月1日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機株式会社は、液晶テレビ「MXW/MZシリーズ」の新モデル5製品を9月1日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。

型番サイズパネル解像度発売日店頭予想価格
LCD-42MXW20042型1,920×1,080ドット9月1日28万円前後
LCD-37MXW20037型23万円前後
LCD-32MX1132型1,366×768ドット10月21日13万円前後
LCD-26MX2026型12万円前後
LCD-19ATL2019型10万円前後

 MXW200シリーズでは、倍速駆動対応のフルHDパネルを採用。32/26型のMXシリーズは1,366×768ドットパネルを採用する。また、19型のLCD-19ATL20は、リモコンで左右だけでなく上下にも回転できる「オートターン/チルト」機能を搭載する。


■ LCD-42MXW200/37MXW200

 LCD-42MXW200は42型、LCD-37MXW200は37型の1,920×1,080ドットパネルを搭載。上位シリーズ「MZW200」シリーズで採用している光沢パネル「DIAMOND Panel」ではないが、倍速駆動「倍速ピクチャー」を搭載。液晶テレビ固有の残像感を低減する。

LCD-42MXW200 LCD-37MXW200

 倍速ピクチャーでは、滑らかな動きに補正する「なめらかモード」に加え、24コマのフィルムの動きを忠実に再現する「フィルムモード」も搭載。映像エンジンとして「DIAMOND Engine VI」を内蔵し、倍速ピクチャーを実現するともに、HD3DDNR回路によるノイズ低減や、インテリジェントバックライトコントロールによるコントラスト改善などを行なう。

 リモコン操作で画面を左右の向きに調整できるオートターン機能も搭載。チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統装備。電子番組表(EPG)はフルHD解像度の新デザインEPGを採用している。

 スピーカーは10W×2chで、広がりある音場再現が可能な「DIATONEサラウンド2.0」を搭載。番組とCM間や入力の違いによる音量差を自動的に適正化する「おすすめ音量」や、デジタル放送のEPG情報を元にノーマル、スタジオ、シネマ、スポーツなどの音質/画質モードに切り替える「オートジャンル適応画質・音質モード」も備えている。

 HDMI入力を4系統備え、同社のBD/DVDレコーダなどとの連動機能「REALINK」に対応。同社のDVR-BZ200/BZ100/DW200/DW100との併用時には、録画/再生操作に加え、レコーダのHDD残量や録画番組重複を通知する「レコーダ状態お知らせ」や、リモコンのボタンを押すと、その場所で録画を開始して、追っかけ再生できる番組ポーズ機能も備えている。

 HDMI CEC対応のAVアンプとの連動機能も搭載。HDMI 1.3a準拠の外部AVアンプとの接続時に、テレビのリモコンでアンプのボリューム操作が行なえる。SDカードスロットも装備。カード内のJPEG静止画を再生できる。

 HDMI以外の入力端子として、D4×2、アナログRGB×1(D-Sub 15ピン)、S映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×4(RCA×3、ステレオミニ×1)、光デジタル音声×1。出力端子はS映像×1、コンポジット×1、光デジタル×1、アナログ音声×1。Ethernetも装備する。

 消費電力は、42型が240W、37型が215W。年間消費電力量は42型が185kWh/年、37型が160kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は、42型が1,006×320×668mm(幅×奥行き×高さ)、25.2kg。37型が900×320×608mm(同)、20.3kg。


■ LCD-32MX11/26MX20

 32型「LCD-32MX11」、26型「LCD-26MX20」ともに1,366×768ドットの液晶パネルを搭載する。

LCD-32MX11 LCD-26MX20

 32型は高画質化回路として「DIAMOND Engine V」を、26型は「DIAMOND Engine VI」搭載。デジタル放送のノイズを低減するHD3DDNR回路や、黒つぶれ/白飛びなどを防ぎつつコントラスト向上を図る「ダイナミックレベルエクスパンダー III」、インテリジェントバックライトコントロールなどにより画質向上を図っている。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統装備。スピーカーは32型が10W×2ch、26型が7W×2ch。HDMI端子は2系統装備。D端子は32型が2系統、26型が1系統となる。その他の入出力端子は共通で、アナログRGB×1(D-Sub15ピン)、S2映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×4(RCA×3、ステレオミニ×1)。出力端子はS映像×1、コンポジット×1、光デジタル音声×1、アナログ音声×1。Irシステム端子やEthernetも装備する。

 26型のみ「DIATONEサラウンド 2.0」や、REALINKによる「再生リスト」、「レコーダお知らせ」機能、AVアンプ連動機能、おすすめ音量機能などに対応。またSDカードスロットも26型のみの搭載となる。

 消費電力は、32型が155W、26型が116W。年間消費電力量は32型が108kWh/年、26型が89kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は、32型が783×297×559mm(幅×奥行き×高さ)、16.2kg。26型が657×280×485mm(同)、10.3kg。


■ LCD-19ATL20

LCD-19ATL20

 19型/1,366×768ドットパネルを搭載した液晶テレビ。特徴は、リモコンで液晶画面を上下左右に回転できる「オートターン/チルト」機能を搭載したこと。左右に各30度の画面向き調整に加え、上下各10度の調整が行なえる。また、リモコンの「中央」ボタンを押してホームポジションに戻すことも可能となっている。

 高画質化回路として「DIAMOND Engine VI」を搭載。地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを備えている。スピーカー出力は3W×2ch。HDMI×2を装備し、REALINKにも対応。同社製BD/DVDレコーダやHDMI 1.3a対応AVアンプとの連動動作が可能となっている。

 HDMI以外の入力端子は、D4×1、アナログRGB×1(D-Sub15ピン)、S2映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×4(RCA×3、ステレオミニ×1)。出力端子は S映像×1、コンポジット×1、光デジタル音声×1、アナログ音声×1を装備する。Irシステム端子やEthernetも装備する。

 消費電力は45W、年間消費電力量は42kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は、460×248×372mm(幅×奥行き×高さ)、6.9kg。

下10度に傾けたところ リモコンの「画面向き」ボタンでGUIを表示し、カーソルキーで上下左右に向きを変えられる

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0819-a.htm
□関連記事
【8月19日】三菱、動的コントラスト15,000:1の液晶「REAL」
-オートターンも搭載。薄型REALやBDレコーダも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080819/mitsu1.htm

( 2008年8月19日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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