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ケンウッド株式会社と日本ビクター株式会社は、共同出資により設立した技術開発合弁会社「J&Kテクノロジーズ株式会社(J&K)」において、デジタル映像/音声信号の伝送、処理を行なうHDMI/DSPモジュールを開発。共同開発技術を採用した製品としてAVアンプの商品化を完了したと発表した。なお、同製品は8月末にドイツ ベルリンで開催されるIFA 2008に出展される。
ビクターとケンウッドは、2008年10月1日付で共同持株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社」を設立し、経営統合する。J&Kは、この経営統合に先立ち、両社の共通事業であるカーエレクトロニクス事業とホームオーディオ事業におけるシナジー効果の具現化のために2007年10月1日に設立され、ナビエンジンやカーマルチメディア、カー/ホームオーディオなどの開発をテーマとし、両社から合計約130人の開発要員を派遣して共同開発を進めている。 今回開発したHDMI/DSPモジュールは、J&Kの共同開発テーマの1つで、このたびケンウッドブランドのAVアンプで搭載。ケンウッドの持つデジタル高音質技術と、ビクターの映像技術、デジタル処理技術を相互に投入し、HDMIへの対応と、高密度な音声信号処理を実現したという。また、相互の技術資産の融合により、Blu-ray Discに対応した新しいAVプラットフォームの構築を実現したという。 ケンウッドは同HDMI/DSPモジュールにアンプ部を組み合わせたAVアンプを開発。IFA出品後、国内および海外で今秋から順次発売する予定。 □ケンウッドのホームページ ( 2008年8月25日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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