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ソニーは、防水「BRAVIA」ワンセグテレビ「XDV-W600」を10月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。カラーリングはピンク、ブルー、ホワイトの3色を用意する。 4型、解像度480×272ドットの液晶ディスプレイを搭載するワンセグテレビ。2GBのメモリを内蔵しており、録画も行なえる。また、AM/FMチューナも備えており、ラジオとしても使用できる。「BRAVIA」シリーズの名が付けられており、ワンセグ放送に最適化した色彩設定、コントラスト向上、輪郭補正技術などを組み込み、表示画質にもこだわったという。
IPX7&6相当の防水性能を持っており、風呂場での使用も可能。水深1mに30分放置しても問題ない。石けんをイメージしたという筐体デザイン/カラーが特徴で、お風呂とテレビが好きな20~30代の女性をターゲット層としている。 天面に備えた録画ボタンを押すことで、ワンタッチで録画が可能。2GBの内蔵メモリに最大10時間、100件までの録画が可能。EPGもサポートしており、日時指定録画やEPGからの予約録画も可能。毎週録画やスポーツ延長にも対応する。なお、メモリーカードスロットやUSB端子などは備えておらず、録画番組を外に書き出すことはできない。本体で録画/再生のみ行なう、シンプルな機能を追求している。1.3倍の早見再生なども使用できる。
データ放送には非対応。背後にロッドアンテナを装備。従来モデル「XDV-100」と比較し、約1.8倍以上の受信感度を実現した。また、F型のアンテナコネクタを備えた充電用クレードルも同梱。アンテナケーブルとも接続できる。そのため、風呂場での受信状態が悪い場合でも、室内のアンテナと接続してあらかじめ番組を録画しておき、入浴時に再生するといった使い方もできる。 なお、クレードルにはAC入力も備え、充電しながらテレビの表示もできるが、クレードル単体は防水仕様ではない。ただし、濡れた本体を設置することを想定し、底に水抜き用の穴が設けられている。
電源は内蔵の充電池に加え、単3電池4本での動作も可能。アルカリ電池と充電池を併用することで、最長約23時間の連続使用ができる。内蔵充電池のみでは7時間(ヘッドフォン時)/6時間(スピーカー時)。本体を吊り下げるためのマルチアタッチメントを同梱しており、同アタッチメントは立て掛け用のスタンドとしても使用できる。 背面にステレオスピーカーを搭載。映像の内容に合わせて「低音強調」、「高音強調」、「サラウンド」から、サウンドモードを選択することも可能。ラジオ受信時にはノイズを低減し、声を聞き取りやすくする機能も備えている。なお、ラジオの録音には非対応。FMラジオ用のケーブルアンテナも内蔵している。
操作面は、画面の両脇にボリュームやホームボタン、決定ボタンなどを用意。右側面にボトルキャップのようなスイッチも備えており、手前や奥に向かってひねることで項目の移動などが行なえる。外形寸法は約145×42×98mm(幅×奥行き×高さ)。内蔵充電池を含む重量は約302g。ACアダプタを同梱する。
□ソニーのホームページ
(2008年9月2日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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