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日本ビクター株式会社は9日、9月10日にリニューアルオープンする東京・新橋のショールーム「NIPPER'S GINZA」(港区新橋1-7-1 ビクタービル1F)を、マスコミ向けに事前公開した。 リニューアルの概要は既報の通り。これまでも予約制の試聴会などを行なってきたが、今後はAV関連製品からパッケージソフトまでの総合的なインフォメーションスペース、体験スペースとして開放する。オープンは9月10日の16時から。営業時間は火~金曜日が11時~20時 /土曜日が11時~19時。入場料は無料。休館日は月曜/日曜/祝日/同社休業日となっている。
1階ではAV製品を自由に体験することが可能。路面側(中央通り)はHDDビデオカメラ「Everio」の製品展示とタッチ&トライコーナーに加え、ビクターエンタテインメントなど系列ソフト会社のCDが視聴できるスペースを設置している。
また、奥はシアタースペースとして、液晶テレビやプロジェクタ、ウッドコーンスピーカーなどによるマルチチャンネルホームシアターを体験できる。ショールーム内はソフトのコーナーが比較的明るく、シアターコーナーは落ち着いた照明を使って、対照的な空間となっているのが特徴。 AV製品の展示だけでなく、オリジナルグッズの販売も行なう。伊万里焼で作られた「ニッパー」の置物(6,300円~9,450円)をはじめ、ニッパーや横浜、銀座をモチーフとしたポストカード(1枚105円/4枚セット315円)などが購入できる。
2階は事前予約制のスペースとなっており、D-ILAプロジェクタ「DLA-HD100」と120型スクリーンを用いた5.1chシアタールームを用意。新作Blu-ray Discビデオ作品の視聴会などにも利用されるという。そのほか、ワークショップ/セミナースペースなどで構成する。 なお、ショールームのあるビクタービルは、これまでも行なわれていた企画イベントの開催場所としても使用。初回のユーザー向けイベントとして、9月12日/13日に、新スピーカー「SX-M7」の試聴会(予約制)を実施する。
■ ハードとソフトを持つ強みを活かす
プレオープンでは、コーポレート・コミュニケーション部 宣伝グループ長の青木恒夫氏がリニューアルの目的について説明。「オーディオメーカーなどのショールームが減りつつある今日だが、通常の販売店ではできない説明や、体験の提供ができる。ハードウェアを見せるだけでなく、“それを使って何を聴くか”といった提案もできることが強み」とした。 また、火曜~金曜は夜8時までオープンしていることから、「汐留などで勤めている方も、会社帰りなどで立ち寄ていただける」とし、リニューアルによる来場者の増加に期待を寄せた。
□日本ビクターのホームページ ( 2008年9月9日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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