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松下電器産業株式会社は12日、ハイビジョンの動画撮影も可能なデジタル一眼カメラを2009年春に発売する計画を明らかにした。デジタル一眼では世界初となる、撮影中にオートフォーカスが利用できるという。
これは、同日に開催された、マイクロフォーサーズ規格に準拠した初のデジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-G1」発表会の中で明らかにされたもの。2009年春に発売予定であること以外、型番や価格、撮影できる動画の仕様など、詳細な情報は現在のところ非公開。なお、会場で参考展示されたボディにはAVCHDのロゴマークが入っていた。
動画撮影が可能なデジタル一眼カメラは、ニコンが9月19日に発売した「D90」が世界初。アナウンスされたモデルとしては松下電器のカメラは2台目となるが、D90は動画撮影中オートフォーカスは作動しない。
松下電器のカメラがオートフォーカスを実現する技術は明らかにされていないが、フォーカス動作は特定のレンズを装着した時のみ使用できるという。発表会ではマイクロフォーサーズ規格に対応した交換レンズのロードマップも発表されたが、その中で対応するレンズは「14~140mm F4~5.6 OIS HD」のみで、対応レンズには型番に「HD」が付くという。
□松下電器のホームページ
(2008年9月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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