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シャープ株式会社は、VHS一体型などBlu-ray Discレコーダ「AQUOSブルーレイ」の新モデル2製品を10月20日より順次発売する。 シングルチューナと250GB HDDを搭載したエントリーモデル「BD-HD22」が10月20日に発売、VHS一体型の「BD-HDV22」が11月25日より発売される。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はBD-HD22が12万円前後、BD-HDV22が16万円前後の見込み。
VHSデッキの有無以外の基本仕様は共通。地上/BS/110度CSデジタルチューナと、地上アナログチューナを各1系統搭載し、HDD容量はともに250GB。MPEG-4 AVC/H.264による録画に対応し、ストリーム録画の約5倍となる長時間録画が可能となっている。 ハイビジョン解像度の録画モードはストリーム録画の「DRモード」と、AVC録画でビットレートが約12Mbpsの「2倍モード」、約8Mbpsの「3倍モード」、約4.8Mbpsの「5倍モード」を用意する。なお、DRと各AVCモードのいずれも、BDへの直接録画はできない。 AVCへの変換はHDDへの録画時とHDDからBDへのダビング/ムーブ時に可能。DRモード録画番組を2/3倍モードに変換し、BD-R/REにダビングできる。DRと2/3倍モードでは、データ放送もそのまま記録する。また、いずれも録画モードでも音声形式はAACのまま記録される。 ダビング10に対応。Blu-ray Discの容量に合わせてAVCの最適な画質に変換してフルハイビジョン解像度のままダビング/ムーブが可能な「ハイビジョンジャストダビング」も搭載している。 Blu-ray Discドライブは、BD-R/REと、DVD-R/RW、DVD-R DLへの記録に対応。ただし、DVD-R/RWにハイビジョンのまま記録するAVCRECには対応しない。DVDへの記録モードは、SXP/XP/SP/LP/EPなどを用意する。 番組表は最大9チャンネル表示が可能で、縦/横の表示切替も行なえる。またHDDに録画した1つの番組を28等分した小画面で一覧表示する「見どころ28」も搭載する。チューナは1系統だが、i.LINKを1系統装備。i.LINK接続した液晶テレビ「AQUOS」側のチューナを使って、2番組同時録画を可能にする「ハイブリッドダブレコ」にも対応する。 また、BD-HDV22ではHDDからBD/DVDだけでなくVHSへのダビングが可能。VHSからHDDやBD/DVDへのダビングにも対応している。 HDMI出力を装備し、1080/24p出力や、ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのビットストリーム音声出力も可能。プラグ部に金メッキ処理が施された長さ2mのHDMIケーブルも付属する。 液晶テレビなどとのHDMI連携機能「AQUOSファミリンク」に対応。ファミリンク対応AQUOSとHDMIケーブルで接続した際に、パネルの性能を余すことなく引き出すという「AQUOS純モード」を装備し、録画したハイビジョン番組や市販BDビデオソフトを、自然な画質で再生できるとしている。 ビデオDACは12bit/148.6MHz。HDMI以外の出力端子として、D3×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、光デジタル音声×1の各出力端子を装備。入力端子は、S映像、コンポジット、アナログ音声を各1系統備えている。 消費電力はBD-HD22が約38W(待機時約1.1W)、BD-HDV22が約46W(同約1.3W)。また、待機電力を大幅に抑える「エコモード」スイッチを本体前面に装備し、同スイッチ利用時には、BD-HD22の待機時消費電力が約0.3W、BD-HDV22が約0.4Wとなる。なお、エコモード時はリモコン操作を受け付けないが、予約録画は行なえるため、テレビの主電源を切る感覚で就寝前や旅行前などに利用できる。 外形寸法/重量は、BD-HD22が430×336×68mm(幅×奥行き×高さ)/約4.8kg。BD-HDV22が430×343×95mm(同)/約6.6kg。 □シャープのホームページ ( 2008年9月16日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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