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日本ビクター株式会社のソフト専門子会社ビクタークリエイティブメディア株式会社(VCM)は29日、Blu-ray Discソフト市場の拡大に対応するため、2008年度中にBDソフトの量産を開始すると発表した。 VCMはDVD/CDを生産しているビクターの関連子会社。7月28日に株式会社IMAGICAとBD/DVDソフトのプレス事業強化と拡大を目的に資本・業務提携を行なうと発表。今回の量産開始に向け、年度中にVCM本社内へBDソフトのプレス生産設備を導入するという。 ビクターとVCMは、8月13日にBlu-ray Disc Association(BDA)の認可を得てBD-ROMメディアの全カテゴリを対象とするテストセンター(認証機関)を設立。同様のテストセンターは世界で2社目になるという。VCMは「この技術力をフルに活用し、高品質BDソフトを提供する」としている。 VCMは今後、IMAGICAとの提携により受注から製造、品質保証、カスタマサポートまでの全工程で、両社のシームレスな連携体勢を整備していく方針。これまで80年以上にわたりレコード/CD/DVD生産で培ったノウハウと技術力を活かしていくほか、ビクターのエンタテインメント事業が持つ、編集から物流まで一貫した体制を活用することでBDソフト市場の開拓を図る。
( 2008年9月29日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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