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シャープ株式会社は6日、2008年度第2四半期における業績予想を下方修正すると発表した。 2009年3月期第2四半期連結累計期間(2008年4月1日~9月30日)の連結業績予想では、4月25日に発表した売上高1兆7,000億円から1,300億円減の1兆5,700億円に修正されたほか、営業利益は400億円減の450億円、経常利益は400億円減の350億円、純利益は195億円減の250億円に下方修正。1株当たりの四半期純利益は前回予想の40.44円から22.72円に修正されている。 同社は下方修正の理由について「携帯電話端末の需要の落ち込みが国内で顕著になったことによる売上減と、それに関連する電子部品の不振、さらに液晶パネルの価格下落による収益低下」を挙げている。 また、第3四半期以降も携帯電話や関連する電子部品事業の経営環境は厳しい状況が続くと見ており、2009年3月期(2008年4月1日~2009年3月31日)の通期連結業績予想は、売上が前回発表時の3兆6,000億円から1,800億円減の3兆4,200億円、営業利益が650億円減の1,300億円、経常利益が750億円減の1,000億円、当期純利益が450億円減の600億円にそれぞれ下方修正。1株あたりの当期純利益は前回発表の95.41円から、54.52円に修正された。 同じく通期の個別業績予想は、売上が1,000億円減の2兆7,500億円、営業利益が550億円減の850億円、経常利益が620億円減の770億円、当期純利益が320億円減の580億円となっている。
□シャープのホームページ ( 2008年10月6日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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