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日本最大規模の、ゲーム関連総合展示会「東京ゲームショウ2008」が9日、幕張メッセで開幕した。会期は12日までだが、9日~10日はプレスやビジネス関係者のみ。一般公開は11日~12日となっている。入場料は中学生以上が1,200円。小学生以下は無料。
■ Blu-ray版アドベントチルドレンの情報にアップデートは無し スクウェア・エニックスのブースでは、クローズドメガシアターにおいて、2009年3月に発売が予定されているBlu-ray Discビデオ「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート」の上映を行なっている。「FINAL FANTASY XIII」や「FF AgitoXIII」、「FF VersusXIII」など、最新ゲームの映像と共に上映されている。 これらのゲーム映像は、3月に行なわれた「SQUARE ENIX presents DKΣ3713 Private Party 2008」で上映されたものよりバージョンアップしているという。しかし、「アドベントチルドレン コンプリート」に関してはアップデートは無いとのこと。詳細な発売日や価格などの情報公開も今回のゲームショウでは行なわれなかった。
3月の段階で発表されている商品ラインナップとしては、BDビデオディスクのみの販売と、PLAYSTATION 3を同梱するバージョンの2つがリリースされる。さらに、ディスク/PS3同梱版両方の初回版に付属する特典ディスクにはPS3用ゲーム「FINAL FANTASY XIII」の体験版、「FF AgitoXIII」と「FF VersusXIII」の最新トレーラー映像も収録される。価格は未定。 本編には約30分の追加シーンおよび改変、再編集によるリニューアルが行なわれているほか、新規特典映像も追加。複数言語音声も収めているという。
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■ 未発売のBlu-rayが楽しめる 三菱電機の協賛で作られた「Movie Square」コーナーでは、同社の液晶テレビ、新「REAL」シリーズやBDレコーダ「DVR-BZ200」などを使ったホームシアターでアニメのBDビデオが鑑賞できる。 コンテンツを提供しているのはバンダイビジュアルやウォルトディズニーで、「ストレンヂア」や「マクロス ゼロ」、「イノセンス アブソリュート・エディション」などが限られた時間だが、観賞できる。また、11月11日にバンダイビジュアルから発売される「FREEDOM Blu-ray Disc BOX」の映像も一足先に公開されている。
■ そのほか 人気シリーズ最新作「バイオハザード 5」に注目が集まるカプコンブースでは、同シリーズ初のフル3DCG映画「バイオハザード ディジェネレーション」の紹介も行なわれている。公開は10月18日から新宿ピカデリー、大阪・梅田ブルク7、名古屋ミッドランドスクエアシネマで2週間限定。デジタル上映になるという。
芸者東京エンターテインメントのブースでは、10月19日に発売する電脳フィギュア「アリス」を紹介している。製品に付属する6面体の「電脳キューブ」と、別途用意したWebカメラを組み合わせて実現しているもので、キューブの動きをカメラで検出。パソコン画面の中にあるキューブに電脳フィギュアのアリスが出現し、手元のキューブを好きな角度に動かすと、画面無いのアリスも連動。実際には存在しないフィギュアが、そこにあるかのような感覚で楽しめるというシステムだ。同社はこれを「世界初の拡張現実エンターテインメント」と名付けている。 付属の電脳スティックを使ってアリスに触ってリアクションを楽しんだり、着替えさせたり、プレゼントをあげるなど、現実のフィギュアでは難しいこともできるのが特徴。製品化にあたり、アリスの声は声優のゆかなさんが担当することになった。価格は9,800円で、対応OSはWindows XP。予約が殺到しており、初回出荷はほぼ完売状態だという。
□東京ゲームショウ公式サイト (2008年10月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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