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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2008年9月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比104.5%の2,647億円で、16カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタルテレビ放送受信機の9月の出荷実績は133万1,000台。 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比108.2%の1,821億円で16カ月連続のプラス。音声関連機器は、同85.8%の167億円で、2カ月連続のマイナスとなった。 9月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比115.9%の87万2,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は1.1%、87.9%、10.9%。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比121.8%の76万7,000台。37型以上は、同135.8%の22万6,000台。PDPの出荷台数は同114%の9万5,000台で二桁増となった。うち、43型以下がPDP全体の約8割以上。 DVDビデオは前年同月比73.0%の30万7,000台で6カ月連続の前年割れ。うち録再機は同65.9%の14万7,000万台、再生機は同81.1%の16万台で、いずれも前年割れとなった。 一方、Blu-ray Discを中心とした「次世代ディスクレコーダ/プレーヤー」は、前年比10,710.7%の13万8,000台と好調に推移。数量ベースで、DVDビデオと合わせた光ディスク市場全体の31%を占めている。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は133万1,000台で、内訳はテレビが前年同月比121.8%の85万2,000台、単体チューナが同98.9%の1万5,000台、STBが同114.8%の14万5,000台。デジタルレコーダが同65.4%の13万台、次世代光ディスクレコーダが13万8,000台で、BDレコーダがDVDレコーダの出荷台数を上回った。チューナ内蔵PCが同142.3%の5万台。地上デジタルテレビのテレビ全体に占める割合は97.7%。 参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の8月出荷台数は177万4,000台。車載用地上デジタルテレビ受信機器の9月の出荷台数は14万2,000台。 ビデオカメラは前年同月比91.7%の18万9,000台で、2カ月連続の前年割れとなった。7割以上を占めるハイビジョン対応機種の勢いが弱くなり、ハイビジョン非対応機種の落ち込みをカバーできなかったのが要因。 デジタルオーディオプレーヤーは同96.2%の55万7,000台で、9カ月ぶりにマイナス。そのうち89%の49万6,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。 カーナビは39万8,000台、前年同月比106.9%。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は78.6%、21.4%。
□JEITAのホームページ ( 2008年10月23日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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