日立、2008年度中間期の営業利益は57.6%増に －テレビ不振もHDDなどが収益改善

　株式会社日立製作所は24日、2008年4-9月期の連結業績予想を修正した。5月13日公表の予測値に対し、売上高は200億円(0.4%減)減の5兆3,100億円、営業利益は720億円増(57.6%増)の1,970億円、純利益は変わらず140億円。

　売上高では、薄型テレビ需要の伸び悩みや価格下落にともないデジタルメディア・民生機器部門の減少が見込まれるほか、電力・産業システムも減少となるが、情報通信システムや電子デバイスなどが増加し、ほぼ予測どおりとなる。

　営業利益については、システムインテグレーションやHDDなどが好調な情報通信システム部門などが改善し、前回予想を大きく上回った。ただし、日立プラズマディスプレイのガラスパネル部材製造設備に関する減損損失約400億円の計上などにより、純利益は前回予想通りになる見通しとしている。

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2008/10/1024.html
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( 2008年10月24日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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