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日立マクセル株式会社は、耐衝撃性を向上させた放送業務用のリムーバブルHDD「iVDR Xtreme(エクストリーム)」を12月より発売する。価格はオープンプライスで、想定価格は3万円前後の見込み。USBやIEEE 1394に対応したアダプターも発売、想定価格は15,000円前後の見込みとなっている。 また、パナソニックのP2フォーマットに対応した業務用メモリカード「P2カード」を2009年3月より販売する。16GBの「P2C-16A」、32GBの「P2C-32A」、64GBの「P2C-64A」と、容量別に3モデルを用意する。価格は未定。
■ 「iVDR Xtreme」と「アダプター」 着脱/増設可能なカセット型リムーバブルHDD「iVDR」の業務用製品。筐体内部の緩衝材により、HDDを浮かせる作りで耐衝撃性を向上。高さ140cmからの落下に耐える設計としている(iVDRは高さ75cm)。外形寸法は126×80×18mm(縦×横×厚み)で、コンシューマ製品のiVDRと比べると厚みで5.3mm/長さで16mm大きなサイズとなってる。 容量は250GB。インターフェイスはシリアルATA。最大で830Mbpsの高速転送ができる。ディスク回転数は5,400rpm、コネクタは26ピンで、約1万回の挿抜ができる耐久性を備える。 別売のアダプターには、USB 2.0やIEEE 1394bインターフェイスを搭載。カメラや編集機器、PCに直接接続することができる。iVDR Xtremeをセット時に、アダプターを持ち運んでも容易にiVDR Xtremeが抜けないロック機構も装備している。外形寸法は121×86×27.4mm(縦×横×厚み)。iVDRにも対応する。
■ P2カード
パナソニックのP2フォーマットに対応したメモリカード。容量はP2C-16Aの16GB、P2C-32Aの32GB、P2C-64Aの64GBの3タイプを用意。記録/再生時間は下表の通り。
PCカード規格Type2に準拠。PCカードスロットからのデータの転送などが行なえる。振動や衝撃に強く、3万回以上の抜差しに耐えるなど、プロユースの耐久性を備えた作りとなっている。外形寸法は85.6×54×5mm(縦×横×厚み)、重量は16A/32Aが約45g、64Aが約50g。
□マクセルのホームページ ( 2008年11月11日 ) [AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]
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