レクスト、機器側面から振動を逃がす新発想インシュレータ －「レゾナンス・ピット」。RCAケーブル上位版も

レゾナンス・ピット

11月25日発売 標準価格：6,090円～22,018円

■ レゾナンス・ピット

　通常のインシュレータはAV機器やスタンドの下に設置するものだが、「レゾナンス・ピット」は側面に配置する“サイドインシュレータ”。同社は機器の下に配置するインシュレータには、機器自身の重量により、インシュレータの振動モードが可変してしまう問題があると分析。重さに影響されず、不要振動をコントロールするものとして、サイドインシュレータを考案したという。

設置イメージ

　機器付属のインシュレータなどを利用したまま、サイドインシュレータを機器の側面に設置。場所は奥行き方向の中央部分。触れるように置くだけで、底足のインシュレータよりも素早く、不要振動を両側面からレゾナンス・ピットへ逃がし、理想的なセッティング状態が実現できるという。なお、置く位置を前後させることで、効果の調整も可能だという。

　素材は高品位な焼物で、国内産高純度天然石を数10種類ブレンドした特殊釉薬(焼物の上薬)を用いている。振動特性に優れた焼物を、大きさや形状、土と釉薬のバランスをとり、音楽に最適な振動制御ができるよう設計されているという。

　同社では使い方こなしのヒントとして「最初の1セットを試すならCDプレーヤーをお薦めします。効果は、音楽の躍動感が増し、音像のフォーカスが向上するような印象。音楽の隅々まで見通せるようで、生々しい楽器の質感や、透き通るような美しい余韻が得られることでしょう」と説明。機器の側面に手軽に設置できるため「何度でも比較試聴できる」としている。また、「設置したまま24時間ほど経過すると、お手持ちの機器が新しい音楽表現に慣れ、レゾナンス・ピットの効果が分かりやすくなる傾向がある」という。

　外形寸法は約60×18×38mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1個66g。カラーはホワイトのみ。

■ ラインケーブル

Z-LNC01 Special

　既発売のケーブル「Z-LNC01」の利点を継承しながら、「更に音楽の色彩情報を正確に伝送すべく開発した」というフラッグシップモデル。線材に高品質なエコ材シースを採用。導体にPCOCCを使っている点などは「Z-LNC01」と同じ。工場で製作された線材に、独自のチューニングを施すことで、ベーシックタイプ、楽器用、今回のスペシャルタイプという性能差が生まれるとのことで、スペシャルタイプでは、新たに開発されたチューニングが施されている。

　これにより「従来ラインケーブルでは困難であった音楽の色彩情報の正確な伝送に成功した」という。同社では音質傾向について「ボーカルの色気、シンバルの輝き、弦楽器の艶といった本来伝わるべき演奏の感情までも再現する。ベーシックタイプからの特長である、低音楽器のパワフルさや、厚みのある声の表現は全て継承しています。“Z-LNC01 Special”は、総天然色の音楽をお届けします」と説明。なお、プラグにはそのチューニングに合ったコレクトチャック方式のRCAプラグを採用している。

□レクストのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.reqst.com/news081121.html
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(2008年11月21日)

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