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ソニー、米国ピッツバーグのテレビ工場を閉鎖


12月9日発表(米国時間)


 米Sony Electronicsは9日、米国ペンシルバニア州の液晶テレビの生産拠点であるSony Pittsburgh Technology Center(STC-P)を閉鎖すると発表した。

 同拠点では、2009年2月にテレビの製造を終了。その後、2010年3月までに修理や物流の機能も順次終了する。北米におけるテレビ製造拠点はメキシコのBajaに集約する。

 STC-Pは1990年に設立。当初はリアプロジェクションテレビやブラウン管テレビの製造拠点として稼動していたが、リアプロは2007年に、CRTは2006年に生産終了している。現在は52/46型の液晶テレビの組み立てや、Blu-ray Discプレーヤーの修理などを担当している。従業員は約560名。

 ソニーでは、9日にエレクトロニクス事業の経営体質改善策を発表。2009年度末までに、現在57拠点の製造事業所を約1割削減するとの方針を明らかにしており、今回の拠点閉鎖もその一環となる。

□米Sonyのホームページ
http://www.sony.com/
□ニュースリリース(英文)
http://news.sel.sony.com/en/press_room/corporate_news/release/38227.html
□関連記事
【12月9日】ソニー、エレクトロニクス事業で8,000人削減
-欧州液晶工場投資見送りなど、収益改善策を発表
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081209/sony.htm

( 2008年12月11日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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