1月放送開始の「VIPER'S CREED」が夏にBlu-ray化 －民間軍事会社を舞台にした注目のSFアニメ

※ジャケットとは異なります (C)2008 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

2009年1月6日より順次放送開始

　この作品は、同様にSPEが製作し、アニマックスで放送している「ウルトラヴァイオレット:コード044」、「黒塚 -KUROZUKA-」に続く、アニマックス開局10周年記念作品の第3弾。SPEはアニメ制作に力を入れており、世界展開を見据えた作品としてこれらを制作。パッケージソフトでは、前述の2作品もBlu-ray化が発表されており、BDビデオ化を積極的に進めている作品ラインナップでもある。なお、「VIPER'S CREED」の具体的なソフト化情報は今後明らかになる予定。

■ VIPER'S CREEDとは

アフレコ会見の模様。前列左から豊口めぐみさん、黒田崇矢さん。後列左から川田紳司さん、皆川純子さん、福山潤さん、星野充昭さん。作品同様、アフレコのチームワークも抜群のようだ

　国家が持つ軍隊の代わりに、武装戦闘員を派遣して戦闘や警備などを行なう民間軍事会社(PMC:Private Military Company)を題材とした作品。舞台は21世紀半ば。環境汚染は悪化の一途をたどり、経済は破綻。各地で紛争やテロが蔓延し、遂には大戦が勃発。その結果、各国の都市は地理的・情報的に分断されてしまった。

　そんな趨勢のなか、流通の要衝として繁栄を極めていたのが「フォート・ダイバシティ」。だが、賑わう街の裏側では、原住民とビジネス目当てで乗り込んできた外国人との軋轢がくすぶる危険な都市でもあった。

　そんな都市の警備を請け負っているのが、PMCの「アルコン・グローバル・セキュリティ」。外国企業である彼らは、命懸けの戦いを繰り返しても、市民から好意の目を向けられることはない悲しい状況にある。そんなアルコンに飛び込んだのは、フォート・ダイバシティ出身のサクラコ。彼女は隻眼の男・サイキとコンビを組み、都市を守るための様々な任務をこなし、成長していく……。

　「APPLESEED」や「EX MACHINA-エクスマキナ-」で知られる荒牧伸志氏を総監督に迎え、監督は「シュバリエ」や「忍空」を手掛けた神戸洋行氏が担当。制作はAICとデジタル・フロンティアが行なっており、SF的な世界観やアクション、クオリティの高い映像面などに期待できるスタッフ布陣と言えそう。声優も黒田崇矢、豊口めぐみ、福山潤、川田紳司、皆川純子、甲斐田ゆきなど、実力派が集まっており、聞き逃せない作品とも言えそうだ。

■ 放送に先駆け、オンライン試写会も

　アニマックスでは放送に先駆け、12月22日～12月26日までの間、各日200人限定、合計1,000人を対象に、オンライン試写会を実施する。同社のページにて22日から応募を受け付け、締め切りは12月24日まで。GMOデジタルコンテンツ流通のシステム「デジタルコンテンツ王」を使って行なわれる。詳細はアニマックスのページにて。

□VIPER'S CREEDの公式ホームページ
http://viperscreed.jp/
□SPEのホームページ
http://www.sonypictures.jp/
□アニマックスのホームページ
http://www.animax.co.jp/
□アニマックスのオンライン試写会ページ
http://www.animax.co.jp/10th/special/vc.php
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(2008年12月16日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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