パナソニック、ワンセグ録画対応のハイビジョンDIGA －250GB HDDで実売7万円。VHS一体型も用意

上段が「DMR-XP15」、下段がVHS一体型の「DMR-XP25V」

2月1日発売 標準価格：オープンプライス

　パナソニック株式会社は、ワンセグの録画も可能なデジタルチューナ搭載DVDレコーダ「ハイビジョンDIGA」2モデルを2月1日より発売する。

　250GB HDD搭載の「DMR-XP15」と、250GB HDD/VHS内蔵の「DMR-XP25V」の2モデルを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はXP15が7万円前後、XP25Vが10万円前後の見込み。

　DVD-R/RW/RAM/R DL記録に対応するDVDドライブを搭載するハイビジョンレコーダ。地上/BS/110度CSデジタルチューナを1基搭載するほか、地上アナログチューナも内蔵する。DMR-XP25VにはVHSデッキも内蔵しており、VHSの再生とDVDやHDDへのダビングが可能。なお、VHSはダビングのみの対応となり、直接録画には対応していない。

　ブルーレイDIGAと同様に、最新システムLSI「Uniphier」、「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載。AVC変換による長時間録画に対応する。録画モードは、デジタル放送のストリーム録画をHDDに行なうDR(MPEG-2 TS)のほか、AVC記録モードとして、HG/HX/HE/HLの4モードを用意。記録解像度はいずれも最大1,920×1,080ドットで、同社のAVCHD対応SDカードムービーで録画したハイビジョン映像をHDDに取り込んで、解像度を変更せずにDVDに記録できる。

　HDDだけでなく、DVDにHD解像度での録画を行なうAVCRECにも対応。4.7GBのDVDに最高約2時間10分のHD録画が可能となっている。音声もAACのまま記録できる。SD解像度のMPEG-2録画モードは、XP/SP/LP/EP(6時間)/EP(8時間)を用意。DVD-R/RW/RAM記録にも対応する。

　新モデルの最大の特徴は、地デジ放送とともにワンセグ放送も録画し、SDカードにダビングして持ち出せる「ワンセグ持ち出し」に対応したこと。microSDカードなどに書き出して「ビエラワンセグ(SV-ME75)」やワンセグ対応携帯電話などで番組視聴できる。録画した1時間番組をSDカードに約40秒で高速転送できるため、外出前に転送し、通勤電車の中でニュース番組やドラマを視聴するなど録画番組を活用できる。

DMR-XP15	DMR-XP25V

　EPGは、1つのチャンネルの番組表を最大8日分一覧表示できる「チャンネル別番組表」を搭載。録画した番組に自動でチャプタを付与する「オートチャプター」機能も搭載。CMを含んだ番組を録画し、再生する際にスキップボタンを押すだけで、CMスキップが可能となる。チャプタ編集機能も備えており、チャプタ結合や削除も可能。1.3倍早見再生機能なども備える。

　リモコンは大きめのボタンを採用する「かんたんリモコン」。「10秒戻し」、「30秒送る」ボタンを備えている。

　映像出力端子は1080i対応のHDMI、D4、S映像端子、コンポジットを各1系統装備。光デジタル音声とアナログ音声出力も各1系統備える。薄型テレビ「VIERA」との連携機能「VIERA Link」も備える。また、SDメモリーカードスロットは、「ワンセグ持ち出し」だけでなく、AVCHD動画の再生やHDD取り込み、MPEG-2(SD-VIDEO)動画の再生、JPEG画像表示などが可能となっている。

　DMR-XP15は奥行きを244mmと短くし、設置性を向上している。待機時の消費電力低減も図っている。

□パナソニックのホームページ
http://panasonic.co.jp/index3.html
□DIGAのホームページ
http://diga.jp/
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－VHS一体型モデルも。チャンネル別番組表など装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080111/pana.htm

( 2009年1月6日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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