AppleのジョブズCEOが療養のため6月まで休職

2008年9月9日に第2世代iPod touchなどを発表した、スティーブ・ジョブズCEO

　米Appleは14日(現地時間)、スティーブ・ジョブズCEOが6月まで休職することを発表した。同社の従業員に向けたメールで、ジョブズCEOが明らかにしたもの。

　ジョブズCEOは5日に、健康回復に努めるために、Macworldの基調講演に登壇しないことを説明。治療には今年の春頃までかかるが、回復期間中もCEOとしての仕事は継続するとしていた。

　しかし、ここ数週間に渡るさまざまな問題を契機に、ジョブズCEOは自身の健康問題が「自分が思っていた以上に複雑だった」とし、「私の健康ばかりが注目されるのではなく、Appleの皆が素晴らしい製品作りに注力できるように」と、6月末までは健康回復に努め、休養をとることを発表した。

　ジョブズCEOが休養している間は、ティム・クックCOOが業務を引き継ぐ。ただし、大きな戦略的決定については、療養中にも参加する予定で、取締役会もこの計画を支持しているという。

□米Appleのホームページ(英文)
http://www.apple.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.apple.com/pr/library/2009/01/14advisory.html
□関連記事
【1月6日】AppleのジョブズCEO、Macworldで基調講演しない理由を説明
－健康回復に専念。回復期間中もCEOは続投
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090106/apple.htm

( 2009年1月15日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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