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パナソニック、Bluetooth/AllPlay対応の防水スピーカー。DIGA楽曲再生も

 パナソニックは、お風呂やキッチンでスマートフォンの音楽をワイヤレス再生できる、無線LAN/Bluetooth搭載のIPX5/7防水スピーカー「SC-ALL05」を6月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後。

SC-ALL05

 IPX5/7相当の防水仕様を備えた筐体にIEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN機能を搭載し、スマートフォンや他の対応機器と連携するAllPlayスピーカーとして動作。Bluetooth Ver.3.0にも対応し、Bluetoothスピーカーとしても利用できる。iOS/Android用の音楽再生アプリ「Panasonic Music Streaming」を使い、スマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生できる。Ethernet端子による有線接続にも対応する。

 インターネットラジオのTuneInにも対応し、アプリ「Qualcomm AllPlay Radio powerd by TuneIn」を使ってラジオ再生が行なえる。また、BDレコーダのDIGAと連携し、「サウンドジャンプリンク」を使って、ミュージックサーバー機能を備えたDIGAに保存した音楽をワイヤレス再生できる。再生対応フォーマットはMP3/AAC/FLAC/ALAC/WAV。

 AllPlayはQualcommが開発したワイヤレスオーディオ技術。NASやスマートフォン、タブレットなどに保存した音源や、インターネットラジオ音源などをAllPlay対応スピーカーなどにワイヤレスかつ非圧縮で出力できる。

タッチキーでも操作できる

 フロントスピーカーは6.5cmのフルレンジ×2で、ステレオ再生が可能。6.5cmのパッシブラジエータ×2も備え、低音再生能力を高めている。スピーカーコーン材料にはポリプロピレンを使い、耐水性を確保。また、低域と中高域に信号を分割して、歪みを低減した音を再生する帯域分割フィルタや、搭載DSPのフィルタを使った「ピュアダイレクトサウンド」により、コンパクトな筐体で高音質再生を追求している。

 バッテリ内蔵で、再生時間は最大9時間。バッテリ動作時の出力は最大4W×2ch(6Ω)、ACアダプタ利用時は10W×2ch(6Ω)。

 筐体はIPX5/7相当の防水仕様で、お風呂やキッチンで利用可能。シャワーや流し台などの雑音の中でも音声が聴き取りやすい「VOICEモード」を搭載している。本体の天面フラットパネルにタッチキーを搭載し、再生やスキップ、音量調整などの操作が可能。

 消費電力は11W。外形寸法は170×77×179mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。