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ツール・ド・フランスを、YouTube 360度映像で疑似走行体験。VR視聴も
2016年6月3日 18:25
スポーツテレビ局のジェイ・スポーツ(J SPORTS)は、世界最大のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」を全21ステージ独占生中継。この放送に先駆けて、実際のコースを撮影した360度パノラマ動画を、YouTubeのJ SPORTS公式チャンネルに3本掲載した。
YouTubeのJ SPORTS公式チャンネルで公開されたのは、Vol.1の「別府史之選手と行く『第14ステージゴール パルク・デ・オワゾー』」(ライダー:別府史之選手)、Vol.2 「プロヴァンスの巨人に挑め!第12ステージ モン・ヴァントゥー」(ライダー:橋本謙司氏、解説:別府史之選手)、Vol.3「歓喜のコースを体験! 第21ステージ パリ・シャンゼリゼ周回コース」(ライダー:橋本謙司氏、解説:別府史之選手)の3本。
これらの360度動画は、再生しながら、スマホ画面のスワイプ操作や、パソコンのマウスでのドラッグ操作により、視点を変えて観られる。
Vol.1の「第14ステージゴール パルク・デ・オワゾー」では、トレック・ セガフレード所属の別府史之選手が自宅付近で今年のツール・ド・フランス第14ステージのコースを自転車で撮影したもの。別府選手目線の走行体験ができる。
Vol.2の「プロヴァンスの巨人に挑め!第12ステージ モン・ヴァントゥ」では、7月14日のフランス革命記念日に走る最初の勝負の分かれ目とされる平均斜度7.6%の“死の山”「モン・ヴァントゥ」を立体的に体験できるという。
Vol.3の「歓喜のコースを体験!第21ステージ パリ・シャンゼリゼ周回コース」は、恒例の最終ステージ パリ・シャンゼリゼの景色を楽しめる。コースはパヴェと呼ばれる石畳で、「選手達がいつも苦しめられているデコボコ感覚が味わえる」としている。
さらに、撮影した動画を専用のVR視聴機器で観られるブースを、6月5日の「ツアー・オブ・ジャパン2016 第8ステージ 東京」、6月11日の「富士の国やまなし 第13回Mt.富士ヒルクライム」、6月25日の「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2016」の3会場に出展。「スマートフォンやパソコンでは得られない臨場感で、ツール・ド・フランスの雰囲気に触れていただける」としている。
J SPORTSでは2015年度大会の一挙放送も実施、BSで無料視聴できる。また、PC/スマートフォン/タブレット向け配信の「J SPORTSオンデマンド」でも配信する。J SPORTSオンデマンドは有料サービス(サイクルロードレースは月額1,800円)だが、好きな1日を無料で視聴できる限定クーポンを発行している。