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楽天、ネットラジオプラットフォーム「Rakuten.FM」開始
i-dioとネット再送信のオリジナル局「Crimson FM」
2016年7月1日 16:18
楽天は1日、インターネットラジオ配信プラットフォーム「Rakuten.FM」を1日から開始。あわせて、TOKYO FMグループ企業などと協業したフラッグシップ ステーション「Crimson FM(クリムゾンエフエム)」の放送をV-Low放送「i-dio」(アイディオ)と、Rakuten.FM内でスタートした。
ネットラジオプラットフォーム「Rakuten.FM」
Rakuten.FMは、iOS/Androidアプリやブラウザのウェブサイトから、音楽番組やトーク番組を無料で聴くことができるインターネットラジオ配信プラットフォーム。
リスナーは、参画コンテンツ・プロバイダーが編成・配信するクラシックやジャズ、インディーロック、クラブミュージック、アニメソングなどの音楽ジャンルの専門ステーションや、「楽天イーグルス」や「楽天トラベル」が運営する楽天独自コンテンツ、スポーツ、ライフスタイル、カルチャーなどの情報を発信するステーションなど、20ステーションで様々な音声コンテンツを楽しめる。ステーションは今後、順次拡充する。
コンテンツ・プロバイダーは、「Rakuten.FM」を通じて、音声コンテンツを配信できる。プレイリストの管理や番組の時間指定配信などが行なえるウェブ配信機能が無料で利用できるほか、楽天が提供するラジオ番組の運用ノウハウも活用できる。将来的には、広告配信などによる収益獲得の機会も提供予定としている。
フラッグシップ局「Crimson FM」はi-dio放送も
「HUMAN CENTRIC × DATA DRIVEN」をコンセプトに編成される「Rakuten.FM」のフラッグシップステーション。音楽・ラジオ番組制作の経験豊かなキュレーターが、リスナーの聴取データに基づき番組を編成する。
具体的には、最新のテクノロジー情報やスタートアップ、人気の読者モデルを取りあげる「Rakutenクラブ」、毎回1アーティストをテーマに特集する「Sunday Special」、「Crimson FM」ならではの演歌番組「Soul of Japan」などを展開。世界最大規模の野外ダンス・ミュージック・フェスティバル「Tomorrowland(トゥモローランド)」や日本の音楽フェスティバルなど国内外の音楽フェスティバルとコラボレーションし、リスナーがライブ音楽も楽しめる番組を提供していく予定。
Crimson FMは、V-Low放送の「i-dio」で放送。また、インターネットラジオ配信プラットフォーム「Rakuten.FM」を通じ、同時再送信する。
Crimson FMは、楽天と、エフエム東京のグループ会社でi-dioのコンテンツ・プロバイダーであるTOKYO SMARTCAST、ジャパンエフエムネットワーク、ライツ管理会社のVVJとの編成・営業面での協業により、放送のチャンネルおよび配信の運営を行なう。