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64 AUDIO、ADEL技術搭載イヤフォンの音圧/音質を調整する交換モジュール
2016年7月4日 09:30
ミックスウェーブは、米64 AUDIOのイヤフォンA-Series、U-Seriesなどで利用できる聴覚保護モジュール「ADEL-B1 Auto Modules」、「ADEL-S1 Auto Modules」を1日に発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格はどちらも14,085円前後。
64 AUDIOのイヤフォンには、ADEL(Ambrose Diaphonic Ear Lens)テクノロジーを投入したモデルがラインナップされている。これは、聴覚への障害リスクを最小限に抑えながら、より広いサウンドレンジで音楽リスニングが可能になるというもの。
開発者のStephen Ambrose氏が、リスニングデバイスからの音圧による鼓膜損傷を解決すべく、耳の健康を維持するための「第二の鼓膜」を発明。鼓膜にかかる空気圧を鼓膜の代わりに吸収し、聴覚障害になるリスクを抑えるというもの。Ambrose氏が、この技術を世に伝えるべく、Asius Technologiesを設立。2014年に1964 EARS(現64 AUDIO)と共同でイヤフォンを開発。現在へと至っている。
モジュールは、そのADELで利用するもので、鼓膜に悪影響を及ぼす音圧を低減するほか、音質面での変化もあるという。
「ADEL-S1」は、調整が不要なオートマチックタイプで、自動的に悪影響のある音圧を低減する。「ADEL-B1」もオートマチックタイプだが、S1と比べ、「より一層の透明感とサウンドレンジが与えられるよう設計した」というもの。低音の量感を抑え、中高域のサウンドレンジを拡張したり、カスタムイヤフォンの閉塞感を低減させるなどの効果があるとする。