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Facebookで、AWAやdヒッツ、KKBOXの曲をシェア/試聴可能な「Music Stories」
2016年7月5日 16:29
Facebookは、音楽配信サービス上からFacebookに音楽をシェアしてタイムライン上で試聴できる機能「ミュージックストーリー(Music Stories)」を、7月5日より日本で提供開始した。音楽配信のAWA、dヒッツ powered by レコチョク、KKBOXが対応している。
ミュージックストーリーは、対応する音楽配信サービスからFacebookに楽曲やアルバムをシェアすると、それを見た友達がニュースフィードから離れずに1曲あたり30秒間の試聴ができる機能。2015年11月に発表され、既に米国などで提供。5日からは日本でも利用可能となった。
各音楽配信サービスのモバイルアプリ(iOS版、Android版)などから楽曲やアルバムのシェアが可能。シェアされた楽曲の再生はパソコンなどのWebや、iOS/Android版Facebookアプリで行なえる。
日本での提供開始に際して、国内の音楽配信サービスではAWAやdヒッツからもミュージックストーリー形式での楽曲のシェアが可能となった。なお、ミュージックストーリー対応楽曲は、配信サービスやアーティストによって異なる。シェア/投稿の手順などの詳細は、Facebookのページで案内されている。
さらに、海外で既にミュージックストーリーに対応している音楽配信サービスでも利用可能。日本国内でも使えるサービスとして、7月5日時点では「KKBOX」が対応しており、楽曲/アルバムのシェアが行なえる。
ミュージックストーリーを使うことで、ニュースフィード上で友達が投稿した楽曲を試聴しながら、その場で楽曲にコメントやリアクションすることも可能。聴いたことのない楽曲やアーティストを、友達からの口コミを通して発見できる。
試聴楽曲はシェア元の音楽配信サービスから提供。ニュースフィード上で試聴した楽曲を気に入った場合は、Facebookの「保存」機能で楽曲リンクの保存や、シェア元の音楽配信サービスでのストリーミング再生、楽曲の購入も行なえる(サービスの対応範囲によって異なる)。
iOS用アプリでの特徴として、楽曲再生中にスクロールしてミュージックストーリーの投稿が表示されなくなっても、小さなプレビュー画面が表示されて聴き続けられる仕組みになっている。
AWAのプレイリスト機能を利用することで、例えばアーティスト自らが、再生回数上位ランキングリストやライブでのプレイリストなどを、ミュージックストーリー形式で自身のFacebookページから紹介することもできる。