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ASUS、世界初のDTS Headphone:X対応Androidタブレット「ZenPad 10/8.0」

 ASUS JAPANは、Androidタブレットの新モデルとして、タブレットでは世界初となるDTS Headphone:Xに対応した4モデルなどを7月8日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は、10.1型液晶「ZenPad 10」のSIMフリー版「Z300CNL」が33,800円前後、Wi-Fi版「Z300M」が26,800円前後。8型液晶ZenPad 8.0のSIMフリー「Z380KNL」が29,800円前後、Wi-Fiの「Z380M」が19,800円前後、7型でWi-Fi対応の「ZenPad C 7.0(Z170C)」が17,800円前後。

10.1型液晶「ZenPad 10」のSIMフリー版「Z300CNL」

 ZenPad 10と8.0シリーズの新モデルでは、通常のステレオヘッドフォン/イヤフォンで、7.1chバーチャルサラウンド再生を可能とする「DTS Headphone:X」技術をタブレットとして初めて搭載。

 2chの音声データの場合、「目の前に2つのスピーカーがあるかのような空間表現」、「7.1chデータであれば「8つのスピーカーが実際にあるかのような臨場感を体験できる」という。

10.1型液晶「ZenPad 10」のWi-Fi版「Z300M」

 また、全モデルに「DTS-HD Premium Sound」技術を投入。搭載しているフロントスピーカーで5.1chのバーチャルサラウンド再生が可能で、立体的で臨場感のある音声再生ができるとする。

ZenPad 8.0
ZenPad C 7.0(Z170C)

 ZenPad 10と8.0シリーズの解像度は1,280×800ドット。ディスプレイに「VisualMaster」技術を投入。写真や映像の解像感を向上させ、周囲の明るさに応じてコントラストや明るさを自動調整する「ASUS Tru2Life」、従来は6枚のパネルで構成していたディスプレイを2枚のパネルで実現する事で、高い光透過性と繊細なタッチ操作を可能にするという「ASUS TruVivid」で構成されている。

 ZenPad C 7.0は7型液晶で、解像度は1,024×600ドット。全モデル、日本語入力システムのATOKを搭載している。

 CPUとメモリは、ZenPad 10のSIMフリー版「Z300CNL」がIntel Atom Z3560(1.83GHz)で2GB、Wi-Fi版「Z300M」がMediaTek MT8163(1.3GHz)で2GB。ZenPad 8.0のSIMフリー「Z380KNL」が、QualcommのSnapdragon 410(1.2GHz)、Wi-Fiの「Z380M」がMediaTek MT8163(1.3GHz)。7型「ZenPad C 7.0(Z170C)」がIntel Atom x3-C3200(13GHz)で1GB。

 ストレージメモリは、ZenPad C 7.0(Z170C)以外16GB。ZenPad C 7.0(Z170C)は8GB。全モデル、microSDXCカードスロットも備えている。搭載OSはAndroid 6.0。SIMフリーモデルは6.0.1、ZenPad C 7.0は5.0.2となる。

 外形寸法は、Z300CNLとZ300Mが172×251.6×7.9~8.9mm(縦×横×厚さ)、重量はどちらも490g。Z380KNLとZ380Mの外形寸法は、209×123×8.5mm(同)で、重量はZ380KNLが約354g、Z380Mが約350g。Z170Cは、108×189×8.4mm(同)で、約265g。