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ハウステンボスでドローンの空撮や講習、購入が可能に。DJIと連携

 7月16日から長崎のハウステンボスにおいて、DJIのドローンの購入、飛行トレーニング、空撮、SNSなどを使った映像の発信が可能になる。ハウステンボスとDJI JAPANが正規代理店契約を締結した。費用はドローン飛行体験が30分で1,500円、ドローンを開園1時間前に持ち込んで園内を空撮できるツアーが6,000円など。

ハウステンボスで販売もされるDJI Phantom 4

 ハウステンボス内にある「ワンダーホイール」という施設で、ドローンの体験が可能になる。12歳以上が利用できる「ドローン飛行体験」は30分1,500円で、安全講習(10分)、シミュレーター(10分)、ゲージ内トレーニング(10分)で構成されている。

 「DJI PHANTOM 講習」は15歳以上が利用でき、2時間で7,000円。講習(30分)、シミュレーター(30分)、休憩(10分)、ゲージ内トレーニング(50分)となり、講習の内容は航空法、準備・取り扱い、安全講習など。

 開園1時間前に園内を空撮できる「園内空撮ツアー」は6,000円。移動には、車輪を両足に挟むようにして移動できる「エアホイール」が利用可能。ただし、このプランはDJI CAMP 有資格者、スペシャリスト以上が対象で、事前予約も必要。さらに宿泊者限定プランとなる。基本的にユーザーがドローンを持ち込む形となり、事前に技能レベルの確認、前日までにワンダーホイールにてライセンスの発行(テストフィー1,000円)も必要。

 ドローンだけでなく、手持ちのジンバル付き4Kカメラ「DJI OSMO」のレンタルも可能。1日のレンタル価格は2,300円、1泊2日レンタルは3,900円。バイクマウントや予備バッテリなどのオプションもレンタルできる。

 正規代理店契約を締結しているので、ドローンの販売も行なう。販売モデルは、「PHANTOM 4」、「PHANTOM 3 Professional」。

 ハウステンボスは16日から「ロボットの王国」と題して、ロボットシェフが腕をふるう「変なレストランロボット」や、体験型ミュージアム「ロボットの館」などをグランドオープンする。

 ドローンもこうした施策の一環で、「体験いただいたお客様のドローンへの理解を促すとともに、お客様によるSNS等を介した体験映像の全世界への発信がハウステンボスをより多くの皆様に知っていただくことに繋がることを期待している」という。