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音質カスタムの「ALGIZ」などFischer Audioイヤフォン4製品。ケーブル着脱も
2016年7月21日 09:00
桜木電子は、Fischer Audioブランドのカナル型(耳栓型)イヤフォン「KENNERTON」シリーズ4モデルを7月23日より発売する。いずれもダイナミック型ドライバを搭載し、価格はオープンプライス。店頭予想価格(税込)は、10mm径ドライバ搭載の「ALGIZ」が56,000円前後。2種類の振動板を備える「JIMO」が42,000円前後。同軸デュアルドライバの「IKIZ」が28,000円前後。8mm径ドライバの「LAGUZ」が14,000円前後。
ロシアのFischer Audio(フィッシャーオーディオ)によるKENNERTON(ケンネルトン)シリーズは、「サウンドデザイナーが限界に挑戦し作り上げた」製品をラインナップするプレミアムラインという位置付け。シリーズ名はドイツ語で工芸の玄人を意味する「Kenner」と音質を意味する「Tone」を組み合わせたもの。
いずれもレザーのハードケースや、イヤーピースが付属。また、LAGUZ以外の3モデルは、ケーブルの着脱が可能。独自規格のコネクタを採用している。
ALGIZ(アルジズ)
ゼロから設計したという10mm径のダイナミック型ユニットと金属製ハウジングを採用したカナル型イヤフォン。密度が異なる2種類のフィルタが付属し、低域強調または高域強調が選べる。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、感度は100dB、インピーダンスは100Ω。最大入力は50mW。ケーブル(1.4m)は着脱可能で、高純度無酸素銅のケーブルと、リモコンマイク付きエラストマーケーブルを付け替えできる。プラグはステレオミニ。
JIMO(ジモ)
ドライバの前方に中高域用の振動板(8mm径)、後方に低域用振動板(10mm径)を搭載し、低域を強化したイヤフォン。振動や音の歪みを低減し、「ヘッドフォンに匹敵するクリアでパワフルな音質」を追求。ハウジングには航空機グレードのアルミを採用。
再生周波数帯域は10Hz〜20kHz、感度は98dB、インピーダンスは32Ω。最大入力は98mW。ケーブルの長さは1.25m。プラグはステレオミニ。
IKIZ(イキズ)
中高域(6mm径)と低域用(10mm径)の同軸デュアルドライバによる、独自の構造を採用したイヤフォン。「体に響く低音からクリアで空気のような軽い高音まで」再生できるという。ハウジングは航空機グレードのアルミ。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、感度は103dB、インピーダンスは10Ω。最大入力は50mW。ケーブルの長さは1.3m。プラグは金メッキのステレオミニ。