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'17年のWindows 10 PCでホログラフィック実現。MSとIntelがmixed reality規格化

 インテルとマイクロソフトは16日、PCとヘッドマウントディスプレイ(HMD)における「mixed reality ready(複合現実対応)」の規格化で協力し、'17年のWindows 10搭載PCにおいて、ホログラフィック体験を提供すると発表した。

マイクロソフトのHoloLens

 今回の規格により、両社のハードウェアパートナーが、コンシューマ/ビジネス向けに様々な対応製品を提供しやすくすることを目指す。現在、複数のハードウェアパートナーと協力し、初期バージョン「v1」の仕様を、12月に中国・深センで行なわれるWindows Hardware Engineering Community(WinHEC)に合わせて発表予定。

 また、'17年にはWindows 10のアップデートにより、主要なPCにおいて「Windows Holographic」シェルや関連アプリケーションが動作する予定。6 degrees of freedomの自由視点に対応したデバイスをサポートし、2D/3Dアプリのブレンドなどのマルチタスクを実現。新たな複合現実体験が可能になるという。

 今回の発表に合わせて、IntelのNext Unit of Computing(NUC)規格に対応した小型PCで動作する90fpsのWindows 10ホログラフィックのデモ動画を公開している。

Windows Holographicシェルのデモ動画