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パナソニック、4K/120fps非圧縮RAW記録を可能にする「VARICAM PURE」

 パナソニックは、 CODEX社と共同で「VARICAM 35」のカメラモジュールAU-V35C1Gに直接接続できる「V-RAW2.0レコーダー」(AU-VCXRAW2)を開発し、2016年冬に発売する。価格は未定。

VARICAM PURE

 V-RAW2.0レコーダーは、VARICAM 35のカメラ部に直接接続し、4K解像度で120fpsの非圧縮RAW信号記録可能とするもの。VARICAM 35のカメラモジュールと新V-RAW2.0レコーダー(CODEX社製)のパッケージは、「VARICAM PURE」として発売予定。

 デジタルシネマ用4Kカメラ/レコーダー「VARICAM 35」は、2014年10月に発売し、2015年7月にはCODEXのV-RAWレコーダーを接続することで、非圧縮のV-RAW信号の記録が可能となった。新開発のV-RAW2.0レコーダーと接続することで、本体の長さが、従来のシステムより157mm短くなり、ジンバルやクレーンへの搭載が容易になるなど機動性を向上する。

 同システムでは、 4K解像度で120fpsまでの非圧縮V-RAWデータをCODEXのCapture Drive2.0に記録可能。記録データはCODEXのProduction Suiteを使用する事で、V-RAWデータ、ProRes、DNxなど多彩なデータ形式に変換ができ、既存のワークフローでの運用に幅広く対応できるという。同機は、9月9日から9月13日までオランダ アムステルダムで開催される「IBC 2016」に出展する。