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FIIO、独自のフルバランスR2R DAC×真空管のデスクトップD/Aコンバータ

「WARMER R2R」

エミライは、FIIOのデスクトップ型D/Aコンバーターで、独自のR2R DACと4基のJJ Electronic E88CC真空管を組み合わせた「WARMER R2R」を、6月12日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は69,300円前後。カラーはBlackとSilverを用意する。

本体背面

R2R DAC+真空管バッファーの組み合わせにより「音楽に極上の温かみと深みを与える」というデスクトップDAC。USB、光、同軸のデジタル入力3系統と、RCA、XLRのライン出力2系統を備え、スマートフォン、PC、デジタルオーディオプレーヤー(DAP)、CDプレーヤーなど、さまざまなソース機器に対応する。

入力は本体のノブで簡単に切り替えられ、両出力からの同時出力にも対応した。USB入力はUAC1.0/2.0の切り替えが可能で、さまざまなデバイスに対応。

DAC回路には、FIIO独自開発の4チャンネル・フルバランス24bit R2R DAC回路を搭載。チャンネルあたり48個、合計192個の高精度薄膜抵抗器で構成されたもので、「WARMER R2R独自の魅惑的なサウンドシグネチャーを生み出す」という。

真空管バッファーステージには、スロバキアのJJ Electronic製真空管「E88CC」を4基搭載。±28V電源で動作し、10,000時間の長寿命を実現している。クラシックな真空管バッファープリアンプの回路を最適化し「甘くオーガニックな真空管の風味を加えることで、デジタルアーティファクトを感じさせない音楽に豊かな厚みと芳醇さをもたらす」としている。

対応サンプリングレートは、USB接続時でPCM 384kHz/32bit、DSD64/128/256。同軸デジタル接続時でPCM 192kHz/24bit、光デジタル接続時でPCM 96kHz/24bit。なお、DSDはソフトでコード対応で、ハードウェアネイティブデコードには非対応。

電源部には、46Wの低ノイズ・低リップル・トロイダルオーディオリニアトランスを採用した。無方向性ケイ素鋼帯で作られたトロイダルコアで、高効率・低渦電流損失を実現している。

筐体前面には、暖色LEDバックライトを採用した大型の2ch機械式VUメーターを搭載。専用ICで駆動しており、音楽のリズムに合わせてメーターが躍動することで、音楽を“見て、感じる”ことができる。

本体背面には「NOS/OS」モードの切り替えスイッチを搭載。NOS(ノンオーバーサンプリング)モードは、デコード時に元のサンプリングレートを維持し「ピュアでオーガニックなサウンドの魅力をそのままお楽しみいただける」モード。

OS(オーバーサンプリング)モードは、384kHzへのアップサンプリングにより、高いオーディオパフォーマンスと24bit R2R DAC回路×真空管の相乗効果として「さらに洗練されたクリアなサウンドを実現する」というモード。

筐体はFIIOの据え置きモデル・Kシリーズを踏襲したクラシックなスクエア&ラウンドデザインを採用。グリルパターンによる効率的な放熱も実現している。

外形寸法は脚部を含めて約223.5×213×66.8mm、重さは約2,865g。AC電源、USB-A to USB-Cケーブル、予備ヒューズ管が付属する。