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一般ユーザーも配信可能になったLINE LIVE、8月のユニーク視聴者数1,900万人突破

 LINEは、ライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」のライブ配信機能を8月10日に一般ユーザーに開放。その後、8月14日から20日の7日間で、週間利用者数が620万人を突破。8月の月間利用者数は1,900万人を越えたと発表した。

一般ユーザーによるライブ配信の例

 この利用者数は、LINE LIVEアプリ、LINE(トークとタイムラインでの再生)、PCブラウザ、スマホブラウザ経由でのユニーク視聴者数を合計したもの。

 一般ユーザーへのライブ配信機能を開放後、「特に若年層の女性が積極的に配信している様子が見られ、配信のテーマも音楽やトーク、旅といった多岐のジャンルに及んでいる」という。

 また、顔にアニメーションの加工を施す「LIVE スタンプ」の使用など、「配信者自身が楽しみながら配信している様子がうかがえ、コメント機能やギフトアイテムを用いて、配信者と視聴者間での積極的なコミュニケーションが創出されている」と分析。

 LINE LIVEのユーザー属性は、男性が43%、女性が57%と女性の割合が多く、年齢層では24歳以下のユーザーの割合が47%だという。

LINE LIVE視聴者のユーザー属性

 ユーザーからの要望で、8月末から1回のライブ配信時間を当初の30分から1時間まで延長。アーカイブの保存期限も30日間から無期限へと変更された。さらに、配信スコアに応じて付与されるポイントの付与期間も短縮予定。アーティストやタレントによる縦型でのライブ配信も新たに始まっているという。

 LINE LIVEは、'15年12月10日にサービス公開されたライブ配信サービス。これまでは、300名以上のアーティスト/タレントによるライブ配信などの番組が多数配信され、視聴者が配信者(出演者)にコメントやハートを送り配信者がそれに応えるなど、リアルタイム性を活かした配信を行なっていた。8月のアップデートにより、有名人だけでなく、LINEを使っているであれば誰でもライブ配信が可能になっている。