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LINE LIVE、一般ユーザーもライブ配信可能に。スタンプやギフト機能追加

 LINEは2日、ライブ動画配信プラットフォームの「LINE LIVE」において、一般ユーザーへライブ配信機能を近日予定のアップデートで提供すると発表した。さらに、新機能として「LIVEスタンプ」や「ギフトアイテム」も追加される。

LINE LIVE
画像は開発中のもの

 LINE LIVEは、'15年12月10日にサービスを公開し、2016年6月末時点で延べ視聴者数は累計3億5千万人を突破。300名以上のアーティスト/タレントによるライブ配信などの番組が多数配信され、視聴者が配信者(出演者)にコメントやハートを送り配信者がそれに応えるなど、リアルタイム性を活かした配信を行なっている。

 近日実施されるアップデートによって、新たに一般ユーザーもライブ配信が可能になり、配信の結果に応じたボーナス制度も開始。LINE IDがあれば、「LINE LIVE」アプリでライブ配信と番組視聴が行なえる。

 また、新機能として提供される有料コンテンツ「ギフトアイテム」を視聴者から配信者に送ることが可能になる。従来の「ハート」に比べて強化された演出によって、配信画面を華やかに彩ることができるという。「視聴者は自分の気持ちをより強く表現することができるようになり、多彩なコミュニケーションを実現可能」としている。

 さらに、コミュニケーションを促進する機能として、顔にアニメ―ションの加工を施す約50種類の「LIVEスタンプ」も搭載し、簡単に配信を盛り上げられるという。LIVEスタンプは今後も追加される予定。

 ライブ配信が終了した時点での「ギフトアイテム」や視聴者数、コメント・ハート数などの配信結果に応じて、「LINE LIVE」が定める算定方法に従って配信者にボーナスが付与される。盛り上がった配信ほどボーナスが増え、配信者の次回配信へのモチベーションを高めることでサービスの活性化を図る。

 LINE LIVEは、今回の機能の拡充により、LINEのメッセージやビデオ通話といった従来のコミュニケーションの延長として、「LINEを利用して友だちにメッセージを送ったり、ビデオ通話したりといった従来のコミュニケーションの延長として、全ての有名人や企業、ユーザー同士など、誰もが気軽にライブ配信できる世界を実現する」としている。