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Sony、4K動画撮影向けのEマウント用「18-110mm F4」パワーズームレンズ
2016年9月12日 00:00
ソニーヨーロッパは、オランダ・アムステルダムで9月9日から開催された国際放送機器展「IBC 2016」に合わせ、Eマウントを採用し、4K動画撮影に使えるパワーズームレンズ「E PZ 18-110mm F4 G OSS」(SELP18110G)を発表した。欧州で約4,000ユーロで12月に、米国では約3,500ドルで11月に発売予定。
焦点距離18~110mmの光学6.1倍ズームレンズで、開放F値はF4固定。小型軽量のEマウントレンズで、ミラーレスの「α6300」や「α7」シリーズ、業務用カムコーダー「PXW-FS7」、「PXW-FS5」などで利用できる。カメラ側の撮像素子は、スーパー35mm/APS-Cフォーマットに対応する。
プロ向けの4K映画撮影にもマッチするという高解像度な描写が特徴。フォーカス中やズーム中でも、映像のズレを抑え、スムーズな動きで撮影できるという「Smooth Motion Optics」(SMO)設計を採用。
独立したフォーカス、絞り、ズームリングを備えるなど、プロ向けの操作性も実現。ズームリングの方向は、ユーザーの好みに合わせて変更できる。光学式の手ブレ補正機能も搭載。絞りは7枚羽。ホコリや湿気に強い構造になっている。
重さは、三脚マウントを省いた状態で1.1kg。別売で1.4倍と2倍のテレコンバーターも用意する。