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Xbox One S日本発売は年内。「年末商戦には打って出たい」

 日本マイクロソフトは12日、Xbox OneとWindows 10 PC向けゲームを中心とした「Xbox Showcase」を開催し、最新ゲームタイトルを発表した。Ultra HD Blu-rayを搭載した新ハードウェア「Xbox One S」の国内投入については、6月発表時の説明から変更なく「年内発売予定」。価格や発売日については明らかにされなかった。

Xbox One S

 Xbox One Sは、米国などで8月2日より発売済み。2TB HDDモデルが399ドルで、9月12日時点の為替レート換算では4万円強。オーディオ・ビジュアルの視点からは、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)プレーヤーとして、国内で現在最も安価なパナソニック「DMP-UB90」(実売価格7万円)より安くなると見込まれるが、国内発売は「もう少しお時間をいただければ」とのこと。

 Xbox One Sの筐体は白を基調とし、本体も従来モデルと比べて40%小型化し、電源を内蔵。縦置きも可能としている。4K映像出力にも対応し、Ultra HD Blu-rayソフトやストリーミング配信のビデオ、ゲームなどのHDR(High Dynamic Range)コンテンツに対応する。

Xbox One Sの特徴

 発表会でも、「Ultra HD Blu-rayに対応し、ゲーミングだけでなく、ビデオコンテンツの再生機としてもご使用頂ける」とメディアプレーヤーとしての実力もアピールしたが、「日本発売は準備中で、後日案内したい。生産の調整などもあり、何月何日とは言えないが、年末商戦には打って出たい気持ちはある」とした。

 今秋以降発表のゲームタイトルとして、「ReCore」、「Forza Horizon 3」、「DEAD RISING 4」などを紹介。また、ダウンロードゲームであれば、Windows 10 PCとXbox Oneの相互でゲームプレイ可能な「Xbox Play Anywhere」を中心に説明し、「家ではXboxでプレイし、外出先ではラップトップで引き継いでプレイできる」とアピールした。

Xbox Play Anywhereをアピール
発表会はマイクロソフト本社の1F エントランスホールで開催された