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ソニー、FMラジオ録音対応で約8,000円のシンプルICレコーダ

 ソニーは、ICレコーダの新モデルとして、FMラジオ録音も可能な「ICD-PX470F」を10月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,000円前後。カラーはブラック、ホワイト、ゴールドを用意する。内蔵メモリ容量は4GB。

ICD-PX470F

 FMラジオ搭載の'15年モデル「ICD-UX533FA」と、'14年に発売したMP3録音のシンプルモデル「ICD-PX440」を1モデルに集約。PX440には搭載されていなかった高感度/低ノイズの「Sマイク・システム」や、録音レベルを自動で最適な感度にする「おまかせボイス」などを装備する。また、ワイドFM(FM補完放送)にも対応したラジオを搭載し、録音も可能。インタビューや議事録作成などに使える「書き起こし再生モード」も備える。ミュージックプレーヤー機能も利用可能。

左からブラック、ホワイト、ゴールド

 ステレオマイク内蔵で、録音形式はリニアPCM(44.1kHz/16bit)またはMP3の48kbps(モノラル)、128/192kbps(ステレオ)。録音のシーンセレクトや、録音した日付でファイルを探せる「カレンダーサーチ」、再生速度調整機能(DPC)、再生時のノイズカットやデジタルボイスアップなどを行なう「クリアボイス」、ローカットフィルタなどを装備する。よく使う設定項目をオプションボタンですぐに呼び出すこともできる。

ステレオマイクを内蔵
録音時の画面

 内蔵メモリのほかに、最大32GBのmicroSDHCカード対応のスロットも搭載。インターフェイスはUSBで、スライド収納式。PC用ソフト「Sound Organizer」を本体メモリ内に収録する。電源は単4電池2本で、付属のアルカリ電池利用時の連続録音時間は、リニアPCM録音時が約40時間、MP3 192kbpsで約55時間。ステレオミニのマイク入力とヘッドフォン出力を装備。モノラルスピーカーも内蔵する。外形寸法は約114.1×38.3×19.3mm(縦×横×厚さ)、約47g。

側面にmicoSDスロットを装備
USBでパソコンに直挿しできる