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デノン、同社初のDolby Atmosイネーブルドも含むシアタースピーカーセット
2016年10月3日 10:00
ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドのシアタースピーカー2シリーズを10月中旬に発売する。ミドルクラスの「37」と、エントリー「17」をラインナップ。価格は「37」のトールボーイ「SC-T37」が1台42,500円、「17」のトールボーイ「SC-T17」が1台25,625円など。どちらのシリーズも、Dolby Atmos向けのイネーブルドスピーカーをラインナップしているのが特徴。
37シリーズ
ラインナップと価格は、トールボーイ「SC-T37」が1台42,500円。センターの「SC-C37」が21,250円、ブックシェルフ「SC-A37」が1台18,750円、イネーブルドスピーカー「SC-EN10」が1台15,000円、サブウーファ「DSW-37」が1台32,500円。天然木突き板仕上げで、いずれのモデルもブラック(K)と木目(M)を用意する。
ユニット構成は、トールボーイが2ウェイ3スピーカーでダブルウーファを採用。センターも2ウェイの3スピーカーのダブルウーファ仕様となる。ブックシェルフは2ウェイ2スピーカー。
このトールボーイ、センター、ブックシェルフは、60kHzまでの高域再生が可能な2cmソフトドームツイータを搭載。ハイレゾ再生に対応する。
「SC-EN10」はデノン初のDolby Atmosイネーブルドスピーカーで、天井に向けて音を放出。反射を利用し、天井や壁にスピーカーをセットしなくても、AtmosやDTS:Xの立体的な3Dサラウンドが手軽に楽しめる。8cmのフルレンジスピーカーを採用する。
サブウーファのDSW-37は、アクティブタイプ。16cm径ウーファを搭載し、最大出力は100W。
各モデルのウーファには、D.D.L.(Denon Double Layer)コーンウーファを採用。エッジの共振が悪影響を及ぼさないように設計された、2層の振動板を持つユニットで、広帯域で正確なピストンモーションを実現。主要帯域を受け持つウーファの負担を軽減、しなやかで伸びのある中低音域を再現するという。
ダブルウーファとなるトールボーイとセンターには、P.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)方式を採用。互いのエッジの向きを逆向きに装着するもので、駆動時に発生する高調波歪を打ち消し合う事で低減、クリアな再生を可能にし、シングルウーファと比べて振動板面積あたりの駆動力も大きく向上するという。
モデル名 | SC-T37 | SC-C37 | SC-A37 |
ユニット | 2cmツイータ×1 10cmウーファ×2 | 2cmツイータ×1 8cmウーファ×2 | 2cmツイータ×1 10cmウーファ×1 |
クロスオーバー 周波数 | 4kHz | 4kHz | 4kHz |
インピーダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω |
再生周波数帯域 | 30Hz~60kHz | 50Hz~60kHz | 45Hz~60kHz |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 224×248×942mm | 320×178×100mm | 148×138×239mm |
重量 | 10kg | 2.5kg | 2.5kg |
モデル名 | SC-EN10 | DSW-37 |
ユニット | 8cmユニット×1 | 16cmウーファ×1 |
インピーダンス | 6Ω | 22kΩ |
最大出力 | - | 100W |
再生周波数帯域 | 100Hz~20kHz | 20Hz~400Hz |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 110×130×154mm | 225×370×375mm |
重量 | 1kg | 8kg |
17シリーズ
ラインナップと価格は、トールボーイ「SC-T17」が1台25,625円。センターの「SC-C17」が12,500円、ブックシェルフ「SC-A17」が1台12,500円、イネーブルドスピーカー「SC-EN10」が1台15,000円、サブウーファ「DSW-37」が1台32,500円。なお、「SC-EN10」と「DSW-37」は37シリーズのモデルと同じ。
天然木突き板仕上げで、「SC-EN10」と「DSW-37」以外の仕上げはブラックのみ。
いずれのスピーカーもスリムなデザインで設置面積をとらないのが特徴。T17、C17、A17は60kHzまで再生できる2cmソフトドームツイータを採用し、ハイレゾ再生に対応する。
ユニット構成は、トールボーイが2ウェイ3スピーカーでダブルウーファを採用。センターも2ウェイの3スピーカーのダブルウーファ仕様となる。ブックシェルフは2ウェイ2スピーカー。
各モデルのウーファには、D.D.L.(Denon Double Layer)コーンウーファを採用。エッジの共振が悪影響を及ぼさないように設計された、2層の振動板を持つユニットで、広帯域で正確なピストンモーションを実現。主要帯域を受け持つウーファの負担を軽減、しなやかで伸びのある中低音域を再現するという。ダブルウーファのトールボーイとセンターには、P.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)方式も採用した。
モデル名 | SC-T17 | SC-C17 | SC-A17 |
ユニット | 2cmツイータ×1 8cmウーファ×2 | 2cmツイータ×1 5.7cmウーファ×2 | 2cmツイータ×1 8cmウーファ×1 |
クロスオーバー 周波数 | 4kHz | 4kHz | 4kHz |
インピーダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω |
再生周波数帯域 | 45Hz~60kHz | 80Hz~60kHz | 80Hz~60kHz |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 200×220×920mm | 250×130×75mm | 110×130×180mm |
重量 | 5kg | 1.4kg | 1.4kg |