ニュース
パイオニア、サウンドバーでAtmos/DTS:X対応の3.1.2chスピーカーシステム
2016年10月18日 14:05
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、立体音響のDolby AtmosとDTS:Xに対応したパイオニアブランドの3.1.2chスピーカーシステム「FS-EB70(B)」を11月上旬に発売する。価格は13万円。
高さ5.3cmのバースピーカーと、ワイヤレスサブウーファ、AVアンプ部で構成するスピーカーシステム。バースピーカー上部に、ハイト(上向き)用スピーカーを内蔵し、天井からの反射音を利用してDolby AtmosやDTS:Xの再生に対応。映画や音楽など、様々なAVソースで三次元音場を楽しめるという。
ドルビーの技術を採用した「サラウンドエンハンサー」モードも備え、リアスピーカーなしでも臨場感のある音が楽しめるという。サラウンド再生用の自動音場補正技術「MCACC」も備え、付属の集音マイクを使った測定で、室内に合わせた音場補正が行なえる。独自の「フェイズコントロール」技術も備え、マルチチャンネル再生で発生する低音のズレを解消。
2.4GHz/5GHzのデュアルバンドに対応した無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)とBluetooth 4.1+LEを搭載。専用のコントロールアプリ「Pioneer Remote App」を用意する。Google Castにも対応し、Google Play Musicなどの対応音楽アプリをインストールしたスマートフォンなどから操作して音楽を聴ける。AirPlayにも対応。スマホなどに保存した楽曲もワイヤレス再生できる。インターネットラジオのradiko.jpとTuneInも利用可能。FMラジオチューナを備え、ワイドFM(FM補完放送)にも対応する。
AVアンプ部はラックなどに収納できるように独立させ、専用ケーブル1本でバースピーカー部と接続。ワイヤレスのサブウーファにより、配線などを気にせず手軽に設置できるという。
HDMI入力を4系統、出力を1系統装備。4K/60p 4:4:4やHDRの映像、著作権保護のHDCP 2.2パススルーに対応し、4KテレビやUltraHD Blu-ray機器とHDMI接続して利用できる。光デジタルとアナログの音声入力や、USB 2.0入力も装備。
消費電力は60Wで、待機時消費電力はスタンバイ時が0.2W、ネットワークスタンバイON時が2W。外形寸法と重量は、AVアンプ部が445×303×69mm(幅×奥行き×高さ)、4kg、バースピーカー部が950×80×53mm(同)、2.3kg、サブウーファが261×269×338mm(同)、6.2kg。