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トライオード、128,000円の真空管プリメインアンプ。パワーとフォノイコも
2016年11月7日 13:12
トライオードは、シンプルで使いやすさとコストパフォーマンスを追求したという真空管アンプとフォノイコライザーアンプ3機種を2017年2月に発売する。価格は真空管プリメインアンプ「Luminous 84」が128,000円、真空管パワーアンプ「TRX-P88S」が160,000円、フォノイコライザーアンプ「TRX-EQ6」が38,000円。
Luminous 84
真空管に「6BQ5」×4本、「12AU7」×3本を使った、AB級プッシュプルのステレオプリメインアンプ。「小さいながらも高出力で音質に優れた6BQ5のサウンドを横幅305mmのコンパクトなボディーに凝集した」という。
出力は11W×2ch(8Ω)。半導体式でMM型のフォノイコライザーも備えており、レコードプレーヤーも接続できる。
周波数特性は17Hz~70kHz(±2dB)、SN比は79dB。入力端子はライン×3系統、Phono(MM)×1系統。接続するスピーカーは4~8Ωに対応。標準ジャックのヘッドフォン出力も備えており、ヘッドフォンの回路にも真空管を使っている。
消費電力は70W。外形寸法は305×255×170mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は11.4kg。真空管ボンネット、電源ケーブルが付属する。
TRX-P88S
「KT88」のA級シングルステレオパワーアンプ。「KT88の太く力強い音の持ち味をありのままに楽しめる」という。固定バイアス方式だが、天面にバイアス確認用のメーター、バイアス調整ボリュームを搭載。真空管交換時に、簡単に調整できるという。
トライオードのプリアンプ「TRX-1」、「TRX-3」と組み合わせると、外観デザインもマッチ。背面スイッチを切り替えると、音量ボリューム付きアンプとしても機能する。定格出力は10W×2ch(8Ω)、スピーカーは4~8Ωに対応。周波数特性は19Hz~60kHz(±3dB)、SN比は64dB。入力はアナログRCA×1系統のみ。
消費電力は60W。外形寸法は340×320×188mmで、重量は16.2kg。真空管ボンネット、電源ケーブルが付属。別売で、サイドウッドも左右一組5,000円で用意する。