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Cerevoのライブ配信機LiveShell、スマホ向け縦長映像配信可能に。LiveShell Xも強化

 Cerevoは2日、ライブ配信機器「LiveShell」シリーズをアップデート。4機種でスマートフォン向けの縦長映像配信に対応するほか、全モデルで不具合修正も実施。最上位機「LiveShell X」では、同時配信・同時停止やSDカードの容量表示機能なども追加される。

LiveShell X

 アップデートの対象は「LiveShell」、「LiveShell 2」、「LiveShell PRO」、「LiveShell X」、「LiveWedge」の5機種。本体がインターネットに接続しているにも関わらず、Dashboardからはオフラインと表示され操作できない問題を修正したほか、LiveShellを除く4機種では9:16までの縦長クロップに対応。スマートフォン向けの縦長映像配信が可能になった。

 LiveShell Xではさらに、Dashboardの機能を強化。新たに複数のライブ配信サービスを同時に配信開始/終了できるボタンを追加し、個別に配信サービスのタブを開いて操作する必要がなくなった。サービスごとの配信設定を行なうボタンもタブごとに追加。配信サービスの設定変更も簡易化した。

 録画用の機能として、本体に装着したmicroSDカードの容量表示が可能に。microSDカードが未挿入で録画操作をすると、カードが未挿入であることを伝えるアラートも表示されるようになる。

 より高度な設定を行なうためのカスタム設定では、配信時の仕様をテキストで追加。オーディオ設定で使用していないストリームはグレーアウトで表示し、どちらのストリームを使用しているかが一目でわかるようになった。