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JH Audio、3Dプリント技術で小型化したユニバーサル「ROXANNE/JH16 V2 PRO/JH13 V2 PRO」

 ミックスウェーブは、JH Audioの新イヤフォン「PERFORMANCE SERIES」3機種を発表した。米国での価格は「ROXANNE UNIVERSAL IEM」が1,599ドル、「JH16 V2 PRO UNIVERSAL IEM」が1,299ドル、「JH13 V2 PRO UNIVERSAL IEM」が999ドル。2017年2月頃の発売を予定しているが、日本での細かな発売日や、価格は後日発表するという。また、12月17日と18日に開催されるイベント「ポタフェス 2016」にて、展示も行なう。

右から左へROXANNE UNIVERSAL IEM、JH16 V2 PRO UNIVERSAL IEM、JH13 V2 PRO UNIVERSAL IEM
PERFORMANCE SERIESのロゴ

ROXANNE UNIVERSAL IEM

 「ROXANNE」は、“SIREN SERIES”の第1弾モデルとして開発されたカスタムイヤフォンだが、「ROXANNE UNIVERSAL IEM」はユニバーサルタイプ。新しい3Dプリンティング技術を採用しており、筐体の小型化に成功。「より快適なフィット感が得られる」という。

ROXANNE UNIVERSAL IEM

 バランスド・アーマチュア(BA)ユニットを低域×4、中域×4、高域×4の片側12ドライバ搭載した3ウェイタイプ。「soundrIVe Technology」と名付けた独自のミニクワッド ドライバーを採用している。

 各帯域の位相を極限まで正確に制御するという独自技術「FreqPhase」を採用。独自開発のケーブルは4ピン端子を採用し、ケーブル途中に備えたユニットを操作する事で、左右の低域を調整できる。

 周波数特性は10Hz~23kHz、入力感度は119dB、インピーダンスは15Ω。

JH16 V2 PRO UNIVERSAL IEM

 「JH16 PRO」の後継モデル。BAドライバは低域×4、中域×2、高域×4の片側10ドライバ搭載。ミニクワッド ドライバーの「soundrIVe Technology」や、位相を正確に制御する「FreqPhase」も導入しており、「従来では実現不可能であった正確な位相精度を持ち、 正確に音を届けてくれるプロフェッショナル ・ インイヤーモニターを実現した」という。

JH16 V2 PRO UNIVERSAL IEM

 新しい3Dプリンティング技術を採用しており、筐体の小型化を実現。独自開発のケーブルは4ピン端子を採用し、ケーブル途中に備えたユニットを操作する事で、左右の低域を調整できる。

 周波数特性は10Hz~23kHz、入力感度は118dB、インピーダンスは18Ω。

JH13 V2 PRO UNIVERSAL IEM

 「JH13 PRO」の後継機。BAドライバは低域×2、中域×2、高域×4の片側8ドライバ。新しい3Dプリンティング技術を採用しており、筐体の小型化を実現している。

JH13 V2 PRO UNIVERSAL IEM

 ミニクワッド ドライバーの「soundrIVe Technology」や、位相を正確に制御する「FreqPhase」も導入。ケーブルは4ピンで着脱でき、低域の調整も可能。

 周波数特性は10Hz~20kHz、入力感度は116dB、インピーダンスは28Ω。