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Cambridge Audio、ワイドな音場と高解像度のスピーカー「Aeromax」。新BMR搭載

 ナスペックは、Cambridge Audioのスピーカー「Aeromaxシリーズ」2モデルを12月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、フロア型の「Aeromax 6」が1台9万円前後、ブックシェルフ型の「Aeromax 2」はペアで9万円前後。カラーは、両モデルともGloss Black(BLK)とGloss White(WHT)を用意する。

フロア型の「Aeromax 6」

 既存のAeroシリーズに改良を加え、音の透明感とディテールにこだわったという新シリーズ「Aeromax」。独自の「BMR(Balanced Mode Radiator)ドライバは4代目となる新型を採用。「優れた拡散性と解像度を有し、音の隅々まで透明感あるサウンド」としている。

 BMRは250Hz~22kHzのミッドレンジ以上の幅広い周波数特性をカバー。クロスオーバーを250Hzとしたことで、「シームレスな周波数特性により、ストレスのない一貫したサウンドイメージを引き出す」という。クロスオーバー基板も改良され、低域は迫力がありクリアなサウンド、中域はくっきりとした音像、高音域は鮮明で澄んだ音質が楽しめるとしている。また、一般的なスピーカーに比べて高い拡散性により、広いスイートスポットを実現。ルームチューニングが容易に行なえ、設置する場所を選ばないという。

 フロア型のフラッグシップモデル「Aeromax 6」は、46mm径のBMRユニット1基と、65㎜径のウーファ2基で構成する2ウェイ3スピーカー。周波数特性は30Hz~22kHz、クロスオーバー周波数は250Hz、感度は90dB、インピーダンスは8Ω。推奨アンプ出力は25~120W。外形寸法は240×388×980mm(幅×奥行き×高さ)、重量は16.9㎏。

Aeromax 6(Gloss Black)
Aeromax 6(Gloss White)

 ブックシェルフ型のフラッグシップ「Aeromax 2」は、46mm径BMRユニットと165mm径ウーファが各1基の2ウェイ2スピーカー。周波数特性は40Hz~22kHz、感度は90dB、インピーダンスは8Ω、推奨アンプ出力は25~120W。外形寸法は203×311×370mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.8㎏。

Aeromax 2(Gloss Black)
Aeromax 2(Gloss White)

 ダイナミックに動くウーファ部を支えるため、気密性を向上し、剛性の高いエンクロージャを採用。入力端子やクロスオーバー、ドライブユニットをつなぐ内部配線には純度の高い無酸素銅(OFC)を使用。入力端子部分は金メッキ仕上げ。