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TASCAM、PCMレコーダの「多言語化プロジェクト」発表。7機種が8言語対応へ

 ティアックは、TASCAMブランドのリニアPCMレコーダ7機種において、「多言語化プロジェクト」を進行していることを発表。「DR-05」が8言語に対応したことに合わせて、同プロジェクトの概要を明らかにした。

8言語に対応した「DR-05」

 TASCAMブランドのレコーダ「DRシリーズ」の累計出荷台数は100万台を超え、現行機種のDR-05は、2011年発売以来、世界各国で好評を得ているという。同モデルのほか、「DR-07MKII」、「DR-40」、「DR-22WL」、「DR-44WL」、「DR-100MKIII」、「DR-CONTROL」を合わせた7機種がプロジェクトの対象機種。

 多言語対応のためのファームウェアを無償提供予定で、日本語、 英語、 ドイツ語、 フランス語、 イタリア語、 スペイン語、 中国語、 ロシア語の8言語に対応する。12日時点で、8言語対応を終えているのは「DR-05」のみ。プロジェクトの完了時期は、'17年春を見込んでいる。

 業務用音響機器/音楽制作向け製品においては英語表示が一般的とされているが、同社は、母国語表示によりさらに使いやすい製品となることを目指し、多言語化プロジェクトに取り組んでいるという。

対象機種の「DR-40」

 各モデルのアップデート方法などは、 公開後に同社サイトの各製品ページで案内する。なお、日本国内で現在販売されている「DR-05 VER2-JJ(日本語パネル品)」は、 日本語表示のみのモデル。

対象機種の一覧と現状