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ソニー、32/43型フルHDテレビ「BRAVIA W730E」。録画強化で75,000円~

 ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA」のフルHDスタンダードシリーズ「W730E」を2月11日より発売する。43型「KJ-43W730E」、32型「KJ-32W730E」の2モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は43型が9万円前後、32型が75,000円前後。

KJ-32W730E

 いずれも、フルHD/1,920×1,080ドット液晶パネルを採用。32型もフルHD解像度となる。'16年発売のW730Cシリーズの後継機で、自動チャプターや早見再生など録画機能を大幅に強化している。一方、Huluやアクトビラなど一部ネットワークサービス機能が省かれたほか、HDMI入力が4系統から2系統に削減されている。

KJ-43W730E

 映像エンジンは、X-Reality PROを搭載し、超解像技術などの高画質化機能を内蔵。チューナは地上/BS/110度CSデジタル×2で、別売のUSB HDDへの録画に対応する。録画機能を強化し、早送り/戻し、一時停止、30秒送りに加え、自動チャプター機能と1.3倍速再生を新搭載。録画番組のチャプタ送りが簡単に行なえるようにした。また、野球などの番組延長に自動追従する「自動録画延長」や、ジャンルで検索して番組表から予約できる「ジャンル検索予約」にも対応。ただし、30秒戻しは削除された。

利用イメージ

 録画対応にあわせてリモコンを一新。録画リストや録画消去ボタンの位置を変更し使いやすくしたほか、再生やスキップ操作用のボタン配置も見直し、録画番組の操作性を高めている。

リモコン

 スピーカーは10W×2ch。クリアボイスにより音声の聞き取りやすさを向上している。IEEE 802.11n/b/g無線LANやEthernetに対応。映像配信サービスはNetflixとYouTubeの2つに対応する。

 なお、'16年モデル「W730C」との比較では、DLNA/DTCP-IPクライアント「ソニールームリンク」が省略され、Hulu、アクトビラ、TSUTAYA TVなどの機能も省かれた。スマホアプリ「Video & TV SideView」操作も非対応。また、D端子や光デジタル音声出力なども省略された。入力端子は、HDMI×2、コンポジット×1。出力端子はアナログ音声×1とヘッドフォン出力×1。

W730EW730C
('16年モデル)
自動チャプタ-
早見再生-
録画自動延長-
HDMI24
光デジタル
音声出力
-
ホームネットワーク-
2画面表示-
ネットワーク
サービス
Netflix
YouTube
Netflix
YouTube
Hulu
アクトビラ
TSUTAYA TV

 消費電力は43型が98W、32型が76W、年間消費電力量は43型が78kWh/年、32型が62kWh/年。外形寸法/重量は43型が97.0×22.6×62.3cm(幅×奥行き×高さ)/9.8kg、32型が72.8×17.4×47.3cm(同)/5.6kg。

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