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ソニー、フルHD BRAVIAスタンダード機「W730C」

日本メーカー唯一の32型フルHDは0.1フレームの低遅延

 ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA」のフルHDスタンダードモデル「W730Cシリーズ」を1月23日より順次発売する。48型「KJ-48W730C」、40型「KJ-40W730C」、32型「KJ-32W730C」の3モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は48型が13万円前後、40型が88,000円前後、32型が78,000円前後。

KJ-48W730C

 48/40/32型のいずれも、フルHD/1,920×1,080ドット液晶パネルを採用。5月に発売したW700シリーズの後継機となり、スタンドカラーがダークシルバーに変更されたほか、48/40型は輝度や視野角が向上している。

 なお、上位機のW870Cシリーズとの比較では、Android TVを搭載しないほか、液晶パネルの倍速対応や広色域トリルミナスディスプレイなどが省略されている。

KJ-32W730C
KJ-48W730C
KJ-40W730C
KJ-48W730C

 KJ-32W730Cは日本メーカー唯一の32型フルHDモデル。ゲームユーザー向けの「ゲームモード」や低遅延性能を有しており、遅延時間は0.1フレームとなる。

 映像エンジンは、X-Reality PROを搭載し、超解像技術などの高画質化機能を内蔵。チューナは地上/BS/110度CSデジタル×2で、別売のUSB HDDへの録画に対応する。

 スピーカーは48型が10W×2ch、40/32型が5W×2chで、アンプはS-Master。S-Forceフロントサラウンドや、クリアフェーステクノロジーなどのサラウンド/高音質化技術を搭載している。

 IEEE 802.11n/a/b/g無線LANやEthernetに対応。DLNA/DTCP-IPクライアント「ソニールームリンク」に対応するほか、YouTubeやNetflix、Hulu、niconico、DMM.TV、TSUTAYA TVなどの映像配信サービスも利用できる。また、スマートフォンなどから、テレビ番組の関連情報を見たり、BRAVIAの操作が行なえるアプリ「TV SideView」に対応する。

 入力端子は、HDMI×4(1系統はMHL対応)、D端子×1、コンポジット×1、アナログ音声×1。出力端子は光デジタル音声×1とヘッドフォン出力×1(サブウーファ出力兼用)。

 消費電力は48型が84W、40型が71W、32型が65W、年間消費電力量は48型が78kWh/年、40型が65kWh/年、32型が60kWh/年。外形寸法/重量は48型が108.9×19.5×67.1cm(幅×奥行き×高さ)/11.7kg、40型が92.4×17.9×57.9cm(同)/9.1kg、32型が73.8×16.2×46.9cm(同)/7.9kg。

(臼田勤哉)