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64 AUDIOのイヤフォン“第二の鼓膜”を交換するモジュール。低域の減衰効果
2017年2月1日 13:00
ミックスウェーブは、apexテクノロジーに対応した米64 AUDIOのイヤフォン向けに、聴覚保護用装置の交換モジュール「Apex m15 Modules」を2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13,593円前後。
64 AUDIOのイヤフォン「A-Series」と「U-Series」向けの交換モジュール。これらの機種ではapex技術を採用している。外耳道を小型のスピーカーで塞ぐと、スピーカーは空気圧(音圧)を生成。これが耳の疲労を引き起こしたり、過度に鼓膜へ負担を掛ける事で難聴につながるリスクを引き起こすという。
apex(Air Pressure Exchange)は、そういった難聴リスクを抑える為に開発されたもの。空気圧をモジュールを介して緩和し、“第二の鼓膜”として作用する事で、耳の疲労感を抑え、聴覚を保ちながら「飛躍的に音質を向上させる」という。従来はADELと呼ばれていた技術だが、apexではウインドノイズに対し強くなり、耐久性が向上した。
モジュールは取り外しでき、「Apex m15 Modules」は、その交換用モジュール。「デュアル ・ アンビエントポート」を採用することで、350Hzの帯域で-15dBのアイソレーションを達成。Apex m20 Mudulesと比べ、20Hzの帯域にておよそ4dBをカット。低域を減衰できる。