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雪ミクと散歩できる世界初のAR体験会。Google「Tango」活用

 北海道の冬季恒例のキャラクター「雪ミク(初音ミク)」を起用し、GoogleによるAR技術「Tango」を活用した案内サービスの実験を、KDDIとクリプトン・フューチャー・メディアが2月10〜12日に実施する。LenovoのTango対応スマートフォンと専用アプリを用意し、来場者は無料で体験可能。会場は「雪ミクスカイタウン」(新千歳空港ターミナルビル4階)と、「サッポロファクトリーアトリウム」(札幌市中央区北2条東4丁目)。Tangoの空間認識技術を活用し、仮想キャラクターに案内をさせる試みは世界初としている。

雪ミクAR体験イベントが行なわれる「SNOW MIKU 2017」のメインビジュアル

 北海道で開催される「SNOW MIKU 2017」とのコラボレーション企画で、3DカメラによるAR体験を実現するTangoテクノロジーを利用。両会場ではLenovoのスマートフォン「Phab 2 Pro」と専用アプリ「ミク☆さんぽ」を用意する。

 アプリを起動して空中にかざすと、等身大の雪ミクが立っている姿を現実空間に重ね合わせて表示。あらゆる角度から見たり、一緒に散歩もできる。さらに、周囲の環境に「雪ミク」が反応することで、その場に「雪ミク」がいるような体験もできるという。

au×SNOW MIKU2017 ミク☆さんぽ

 開催日時や体験内容は会場によって一部異なり、新千歳空港では、2月10日13時~19時と、11・12日の9時~19時に開催。「雪ミクスカイタウン」に設営されたギャラリーを雪ミクと一緒にめぐったり、記念撮影が行なえる。サッポロファクトリーアトリウムでは11・12日の10時~18時に開催。歌って踊る雪ミクを様々な角度から楽しめるデモンストレーションを体験できる。

 両会場では「雪ミク」が楽曲に合わせて歌って踊る姿を体験用スマートフォンで撮影し、その場で発行されるQRコードをスマホなどで読み取って写真をダウンロード可能。体験者には数量限定で特製ステッカーの配布も行なう。

Phab 2 Pro