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サエク、最上位RCAケーブル「STRATOSPHERE SL-1」。新導体PC-Triple C/EXで0.7mが22万円

 サエクコマースは、新たな導体のPC-Triple C/EXを採用した最上位RCAケーブル「STRATOSPHERE(ストラトスフィア) SL-1」を4月11日に発売する。価格(ペア)は、0.7mモデルが22万円、1.2mモデルが26万円、1.5mモデルが28万3,000円。その他の長さも特注で対応し、価格は0.5mあたり42,000円。

STRATOSPHERE SL-1

 同社最上位ケーブルシリーズ「STRATOSPHERE」のRCAケーブルで、新導体のPC-Triple C/EXを採用した世界初のモデルとしている。

 PC-Triple C/EXは、既存の連結結晶無酸素銅PC-Triple C(銅の純度99.996%)の周囲を、5N(99.999%)の銀素材で包んだ構造。表皮効果によって減衰する高周波帯を銀部分によって高効率で伝送可能としている。

新導体のPC-Triple C/EX

 導体構造は、径の異なる導体で中心部と外周部を構成する「ストラタム構造」を進化させた「スーパーストラタム構造」を採用。PC-Triple C/EX導体と相まって広帯域/高解像度な再生を可能にするという。

 中低域の周波数を受け持つ導体中心部には、比誘電率が低く誘電正接が広帯域に渡り安定するというPFA(フッ素樹脂)絶縁の0.64sq PC-Triple C単線を使用。可聴地域以上の倍音成分の高周波が流れる外周部には、リッツ線構成で0.7sqの6本のPC-Triple C/EX全てにPFA絶縁を施し、中心導体素線と同心円状に配置している。介在には絹糸を使用、サエクオリジナルのRCAプラグを採用している。ケーブル外径は9mm。