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サエク、PC Triple C導体のRCA/XLRケーブルにエントリーモデル

「SL-1805」

サエクコマースは、RCAラインケーブル「SL-1805」とXLRバランスケーブル「XR-1805」を6月10日頃に発売する。長さはそれぞれ0.7m、1.2m、1.5m、2mを用意するほか、長さの調整も可能。価格は、「SL-1805」が13,200円~17,600円、「XR-1805」が20,900円~29,700円。

  • RCAラインケーブル「SL-1805」
    0.7m:13,200円
    1.2m:14,850円
    1.5m:15,950円
    2m:17,600円
    他の長さの場合0.5mにつき1,980円/ペア
  • XLRバランスケーブル「XR-1805」
    0.7m:20,900円
    1.2m:22,550円
    1.5m:25,300円
    2m:29,700円
    他の長さの場合0.5mにつき2,750円/ペア
「XR-1805」

それぞれ「SL-1801 II」「XR-1000」の後継となるモデル。ともに導体をOFCからPC Triple Cに変更。PC Triple Cは、独自の連続鍛造伸延技術により、信号の伝送を妨げる結晶粒界を極力減らし、結晶を長手方向に連続化させることで、超低歪率で高伝導率という安定した電気的特性を持つもの。これを採用することで、広いダイナミックレンジと高いSN比を実現した。

ともにハイエンドケーブルの入門モデルとして、コストを抑えて開発。また「SL-1805」「XR-1805」を含め、「SL」「XR」シリーズともに、導体が全てPC Triple C製に切り替わった。

共通して静電容量を低減した2芯シールド構造を採用。「SL-1805」のケーブル被覆は、軟質PVCで制振対策と取り回しの良さを両立。「XR-1805」は、軟質PVCと樹脂編組チューブを組み合わせ、柔軟性と耐久性を備えている。プラグ部は「SL-1805」が精密切削金メッキプラグ、「XR-1805」はノイトリック製の高品位金メッキXLRプラグを採用している。

ケーブル外径は「SL-1805」が7mm径、「XR-1805」が7.5mm径。

「SL-1805」のプラグ部
「XR-1805」のプラグ部